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2025年11月10日月曜日

26年6月にコメ在庫量230万トンの悪夢

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
桔 梗



9月に、民間企業が輸入したコメの量は、

6532トンと去年の同月比で159倍に増加。

財務省が10月末に発表した貿易統計では、

2025年度上半期の輸入量は8万6523トンで、

前年同期の415トンの208倍となった。

最大は米国産の7万714トンで、前年の59トンの

1000倍超に達する大人気。

また、9月の銘柄別売り上げでは、輸入米の

米国産カルローズと備蓄米が上位を占めている。

コメ加工業者や業務用への需要が、国内産から

急速に置き換わっているという。

新米が出たからと言って、新米に飛びつく人が

減少しているのだ。

既に、心情的にはコメ離れが起っているのだ。

農林水産省の発表では、2025年産主食用米の

生産量は2024年産と比べて、68万トン増だ。

大手卸売業者は、このままでは26年6月の

在庫が230万トンになる可能性があるとする。

2014年に220万トンだった時は、コメの値段は

相対取引価格が玄米60キロで1万1000円台に

まで暴落し、市販価格で5キロ1200円程度に

まで下がり、減反政策強化の引き金になった。

更に、6月を過ぎると、在庫が古米となり、

卸業者は今のままでは、高値でつかんだ

コメで大損するので、損切りするタイミングを

計っているという。

年末、そして決算期の来年3月が手持ちの

コメの放出のタイミングとなり、やっと、

コメの値下がりが実現するようだ。

コメの専門家になるほど、来年のコメの値段が

大幅に下がると考えていると指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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