9月に、民間企業が輸入したコメの量は、
6532トンと去年の同月比で159倍に増加。
財務省が10月末に発表した貿易統計では、
2025年度上半期の輸入量は8万6523トンで、
前年同期の415トンの208倍となった。
最大は米国産の7万714トンで、前年の59トンの
1000倍超に達する大人気。
また、9月の銘柄別売り上げでは、輸入米の
米国産カルローズと備蓄米が上位を占めている。
コメ加工業者や業務用への需要が、国内産から
急速に置き換わっているという。
新米が出たからと言って、新米に飛びつく人が
減少しているのだ。
既に、心情的にはコメ離れが起っているのだ。
農林水産省の発表では、2025年産主食用米の
生産量は2024年産と比べて、68万トン増だ。
大手卸売業者は、このままでは26年6月の
在庫が230万トンになる可能性があるとする。
2014年に220万トンだった時は、コメの値段は
相対取引価格が玄米60キロで1万1000円台に
まで暴落し、市販価格で5キロ1200円程度に
まで下がり、減反政策強化の引き金になった。
更に、6月を過ぎると、在庫が古米となり、
卸業者は今のままでは、高値でつかんだ
コメで大損するので、損切りするタイミングを
計っているという。
年末、そして決算期の来年3月が手持ちの
コメの放出のタイミングとなり、やっと、
コメの値下がりが実現するようだ。
コメの専門家になるほど、来年のコメの値段が
大幅に下がると考えていると指摘。
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