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2026年7月29日水曜日

台風9号(バービー) 中国で大きな被害発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
瓊 花



7月2日に、マーシャル諸島西方で発生した

台風9号(バービー)は発達し続けて、一時

最低気圧が905hPaまで下がるスーパー

タイフーンとなった。

米軍の台風センター(JTWC)は、6日に米領

ロタ島直撃時の最大風速は秒速約80m(1分

平均)を記録し、これは米領に上陸した熱帯

低気圧(ハリケーン・台風を含む)としては、

観測史上2番目の強さだった。

台風9号(バービー)は、12日3時頃に東シナ海から、

浙江省温州市付近へ960hPaの勢力で上陸した。

中国の気象当局の発表では、11日までに

浙江省で221万人以上、隣接する上海市では

30万人近くが避難したという。

浙江省では、最大瞬間風速が40mに達した

強風と豪雨で大きな被害が発生。

台風9号は、上陸後北へ向きを変えて河北省から

遼寧省へと進み、両省でも豪雨により発生した

洪水やがけ崩れなどによる大きな被害が出た。

その後に台風9号は、黄海から北朝鮮中部に

再上陸し、14日から15日にかけて半島を

横断して日本海に抜けた。

北朝鮮でも、洪水被害が発生している模様。

北朝鮮では、2020年9月3日に台風9号が

通過した日本海に面した江原道の中心都市の

元山市(人口約36万人)が200mmの豪雨に

見舞われて、発生した洪水で数十人が犠牲に。

これに対して北朝鮮当局は、台風による人民の

被害を防ぐよう対策を命じた党中央委員会の

決定に従わなかったとして、江原道及び

元山市の幹部らを職務怠慢の[反党行為]と

見做して厳罰に処している。

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2026年7月28日火曜日

気象庁 5日連続[酷暑日] 2010年以降で最長

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瓊  花



気象庁は、2026年(令和8年)から、気温が

40度以上になった日を[酷暑日]とした。

これを待ってかのように、酷暑日が続出。

7月25日には、5日連続で酷暑が観測された。

この5日間で、酷暑観測地点は21地点となった。

7月26日も、高知県四万十市中村で、13時

11分現在で39.4℃に達している。

7月23日には、静岡県佐久間で41・1℃と

7月として今夏の最高気温を記録している。

気象庁は、この後、29日ごろから広範囲で

再び危険な暑さとなり、8月上旬には東海

地方を中心に、再び40度前後の非常に危険な

暑さが予想されるという。

気象庁は、この異常な暑さはここ数日、

太平洋高気圧が西日本と東日本を覆っている

うえ、この上層に大陸からのチベット高気圧が

張り出して、西日本と東日本は2つの高気圧の

影響で上層から下層まで暖かい空気に覆われ

続けているためだと説明。

酷暑気温の7月の順位:

25年7月30日 兵庫県柏原市 41・2℃

26年7月23日 静岡県 佐久間 41・1℃

18年7月23日 埼玉県熊谷市  41・1℃

24年7月29日 栃木県 佐野  41・0℃

40・0℃を超える観測地点数は20ヶ所を

超えている。

通年では

25年8月5日 群馬県伊勢崎市 41・8℃

25年8月6日 静岡県静岡市  41・4℃

25年8月5日 埼玉県鳩山   41・4℃

で、41℃を超えた記録がある。

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2026年7月27日月曜日

台風10号(メイサーク) 中国南部で大災害

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胡 瓜



26年7月3日早朝、南シナ海で台風10号(メイ

サーク)が発生した。

中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は

18m/s、最大瞬間風速は25m/sで西進し、

海南島を通過した後、トンキン湾を北上。

6日に華南に達して熱帯低気圧に変わった。

特に、大きな台風ではなかったが、中国南部の

洪水に加え、竜巻に発生で大きな被害が出た。

広西チワン族自治区では、40の河川や水路の

堤防が決壊し、約5200haの農地に被害が出た。

被害範囲は、南部の広西・広東から中部の

湖北、さらに北西部の甘粛まで、中国の

ほぼ半分の地域に災害が及んだ。

中国南部は、山間地が多く、老朽化した

ダムが多く存在し、今回の豪雨では広西

チワン族自治区では、ダム決壊で発生した

土石流などで、6人が死亡し、少なくとも

13万人が避難した。

湖北省では、風速72mの猛烈な竜巻が発生し、

4855棟以上の住宅が被害を受けた。

数台の大型トラックが竜巻によって持ち上げ

られ、最大30m飛ばされたほか、住宅の12階

から男性が吸吸い出される事故も発生した。

中国は、ダムの数が世界最多で、約9万基の

ダムが存在し、その多くは老朽化して安全性が

問題化している。

更新や補強の必要性に迫られているが、

地方政府の財政は赤字状態で資金がなく、

補強に必要な莫大な投資をする余裕がない。

1950〜70年代に一気に造られた中小のダムは

既に老朽化が進み、ひび割れや基礎・盛土の

安定など構造安全性の問題が多く出ている。

1954〜2021年、中国で記録されたダム事故は

3000件超で、洪水による越流や構造欠陥が

主因とされている。

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2026年7月24日金曜日

[スーパーエルニーニョ]発生 酷暑と台風

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アカバナトキワマンサク



世界気象機関(WMO)は、7月初めに南米ペルー

沖から中部太平洋の赤道域にかけて、海面の

水温が平年に比べて高い状態が1年程度続く

[エルニーニョ現象]が発生したと発表。

前回から、ほぼ2年ぶりとなるエルニーニョ

現象についてWMOは、7月から9月にかけて

急速に発達するとした。

日本の気象庁が6月初めの発表では、今年

春からすでにエルニーニョが発生しており、

秋まで続く見込みだという。

EUの気象情報機関のコペルニクス気候変動

サービスも、6月の世界の平均海面水温が、

過去最高を更新する20.86℃だったと発表。

日本近海では、海面水温が平年の基準値を

上回る可能性があり、秋にかけてその差が

2℃を超えて上振れする予測もされている。

過去のエルニーニョ現象で海面水温が平年の

基準値から2℃を超えた事例が5回あり、

そのうち1982年春から1983年秋と、1997年

春から1998年夏のエルニーニョでは3℃超に。

このため、今年の夏の気温は高くなるとし、

2026年の夏は観測史上最も暑い年のひとつに

なると予想されるという。

これまでのエルニーニョ現象では、太平洋の

東側で海面水温が上がる一方で、西側で下がる

傾向があったがさがっていないのだ。

今年5月時点で、西太平洋の海面水温は

上がっており、日本付近でも下っていない。

日本の気象学者や研究機関の中から、今年の

エルニーニョ現象は、過去数十年のなかで

数えるほどしか発生していない、極めて珍しい

気候現象だとする指摘も出されている。

エルニーニョ現象が発生すれば、日本では

冷夏・暖冬になる”という過去の経験則が

通用しなくなったというのだ。

これを[スーパーエルニーニョ]と呼ぶ人も

出てきているが、今年の夏は例年以上に

暑い夏となり、台風が多い年になるそうだ。

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2026年7月23日木曜日

世界初の宇宙太陽光発電実験開始 将来100万㎾

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カ エ デ



日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、

2026年度中に高度450Kmの宇宙に打ち上げた

小型衛星の広げた太陽光パネルで発電して

地球上へ送電する実験を始めるという。

実験では、太陽光パネルを広げた幅が2m

程度で、発電能力は最大で720ワットと

小さいが、衛星から地上にマイクロ波で送る。

これを、地上で受信して電気に変える。

計画の名前は[OHISAMA(おひさま)プロ

ジェクト]と名付けられた。

宇宙太陽光発電は天気に左右されず、宇宙

空間の強い太陽光で発電するため、発電

効率は地上の約5倍に達する。

電力が足りない地域にマイクロ波で送電する。

JAXAの構想では、2050年までに高度約3万

6000kmの静止軌道に発電用の大型衛星を

打ち上げで発電をする。

発電には2・5㎞四方の巨大な太陽光パネルを

展開する必要があるため、JAXAは宇宙で

大型の建造物を造る実証実験も予定している。

発電した電力の60%以上を地上に供給し、

発電基地1基で原子力発電所1基に相当する

100万kw規模の電力を取り出せるという。

発電基地の衛星の建設費は、1兆2000億円

程度にのぼる可能性があるが、1kwあたりの

発電コストは地上の太陽光発電施設と同等の

7〜10円程度に抑える目標だ。

日本だけでなく、月に基地を造る計画に

合わせて欧米や中国も宇宙太陽光発電で

電力源を確保するために技術開発を進めている。

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2026年7月22日水曜日

南カリフォルニア州の2大断層に警戒強まる

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石  斛



6月24日に、ベネズエラを襲ったM7・2と

7・5の連続地震で、犠牲者が7月4日までに

2645人に達した。

8日ぶりに奇跡的に救出された人が話題に

なったが、まだ多くの行方不明者が存在する。

今回の地震は、南米から遠く離れた米西海岸で

高まっている地震リスクが注目されている

最中に発生した。

6月初めに大学の研究者が発表した警告では、

南カリフォルニアのサンアンドレアス断層と

サンジャシント断層に沿って地殻に蓄積した

応力(ストレス)は、過去1000年間の中で

最高のレベルに達しているとする。

研究チームは、物理法則に基づく地震サイクル

モデルと堆積物や樹木の年輪など地質学的

記録を用いて、2つの断層系の南部で応力が

過去約1000年にわたりどのように蓄積し、

解放されてきたかを解析した。

解析結果では、かつてないほど大きな負荷が

かかった状態あることが判明。

サンアンドレアス断層とサンジャシント断層が

接近するロサンゼルス北東部のカホン峠が、

[地震ゲート]の役割を果たしているのでは

ないかと指摘している。

この地震ゲートが、断層の破壊が別の断層に

広がるのを食い止める場合もあれば、1回の

地震で2つの断層に破壊を連鎖させる場合もある。

南カリフォルニアでは、2024年にM4・0以上の

地震を少なくとも1回含む地震活動が15回

確認されており、過去65年間で最多の年間

件数となった。

専門家は以前から、サンアンドレアス断層で

発生が懸念される巨大地震[ビッグワン]に

警鐘を鳴らしてきた。

予想される地震の最大規模はM7・8以上とされ、

震源域によっては南カリフォルニアかサン

フランシスコ湾岸一帯に甚大な被害を与えると

懸念されている。



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2026年7月21日火曜日

ロシア クリミアが窮地に ガソリン不足深刻化

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姫 柘 榴



プーチン大統領が、2014年にウクライナから

クリミア半島を奪取し、併合した際は国内で

帝国の[王冠の宝石]の帰還とし称賛された。

だが、現在のクリミアはここ数ヶ月、絶え間

なくウクライナから攻撃され続けてきた。

軍関連施設、鉄道駅、発電所が標的となり、

公的施設や住宅が被害を受けることもある。

6月20日夜、ウクライナのドローンは送電線を

攻撃し、半島東端ケルチの石油ターミナルを

爆破、さらに貨物フェリーに損害を与えた。

相次ぐ攻撃でフェリー航路は停止され、

半島の主要な補給路の一つが断たれた。

このため、半島では停電が頻発し、半数を

超える地域でガソリン販売が制限されている。

半島は、半孤立状態で、地獄の夏を迎える。

戦争への不満はクリミア以外にも広がり、

ロシア支配層の間では、この戦争を袋小路と

見る向きが強まっている。

ウクライナのミサイルとドローン攻撃により、

製油所が機能不全に陥っている。

格段に飛行距離を伸ばした最近のウクライナの

ドローンは約1900キロ離れたシベリアの

チュメニにある製油所も攻撃した。

6月18日には、強固な防空網を突破して首都

モスクワの主要製油所を破壊、炎上させた。

6月20日時点で、ロシアの製油能力の約28%が

停止していると推計されている。

専門家は、問題はもはや物流上の困難や市場の

不均衡ではなく[燃料の物的不足にある]とする。

産油国のロシアが、数十年ぶりに燃料の輸入を

開始する計画だ。

モスクワ市内では、ここ数日間に多くのガソリン

スタンドが閉鎖され、営業中のガソリンスタンド

でも、数時間待ちという事態になっている。

これまで、戦争は遠い彼方でのことと、戦争

景気で浮かれていた国民も、頭上にドローンが

飛来し、燃え上がる製油所の炎や黒煙を見て

戦争を目の当たりに見ることとなった。

物価高に燃料不足が加わり、市民の厭戦気分は

高まるばかりで、プーチンの支持率も急降下。

すでに4年4ヶ月も、無益な戦争をしている

ことへの市民の不満のうねりが高まっている。

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