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2026年7月2日木曜日

先史時代の人類 初期人類種間の交雑を確認⓶

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
御 衣 黄 桜



中国の遺伝学者のチームは、中国国内の

遺跡3カ所から出土した標本に二つのアミノ酸

変異体が共通して見られることを突き止めた。

このことから、研究者らはこれらの歯は

全て同一の種に属していたと結論付けた。

その内の一つはこれまで知られていなかった

ものだったという。

二つ目の変異体は、以前、謎のデニソワ人や

一部の現生人類の集団からも確認されていた。

研究報告では、他の人類種にもこの変異体が

存在していたことは、デニソワ人がかつて

ホモ・エレクトスと交雑し、その後に、ある

時点でホモ・サピエンス(現生人類)とも交雑した

ことを示唆しているとする。

その結果、デニソワ人のDNAの痕跡は今日でも

一部の人類に受け継がれている。

同様に現生人類の集団の祖先にはネアンデル

タール人も一部含まれている。

これは約4万年前に絶滅したこの人類種との

過去の交流が残した遺産に他ならない。

デニソワ人もまた、ネアンデルタール人と

交雑していた。

東南アジアの現生人類の集団にはデニソワ人の

遺伝的要素が最も多く見られ、かつてこの地で

両人類種が接触したことを示唆しているとする。

また、ホモ・エレクトスの化石が40万年前の

ものなのに対し、デニソワ人の化石が15万~

30万年前のものであることを踏まえると

両者は祖先と子孫だった可能性も考えられる

との指摘もある。

デニソワ人はホモ・エレクトスと共存して

いたのではなく、そこから直接的に進化した

種でもあり得るという。

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2026年7月1日水曜日

ネアンデルタール人と現生人類の分岐と交配

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石  斛



現生人類のホモ・サピエンスが、ネアンデル

タール人と分岐したのは少なくとも80万年

前で、これまでの推定値よりも約30万年早い。

人類学者の多くは現在、別の絶滅人類種

ホモ・ハイデルベルゲンシスが、現生人類と

その近縁種ネアンデルタール人との最後の

共通祖先であると考えられている。

スペイン北部のアタプエルカにある遺跡から

出土した人骨化石約30体の臼歯と小臼歯の

年代測定により、これらの化石の年代は

43万年前という信頼性の高い結果が得られた。

現生人類の祖とされる、このヒト族の人骨の

歯とネアンデルタール人の歯との間に強い

類似性がみられたことから、ネアンデル

タール人との分岐は、これまでより30万年

早い80万年前と結論付けされた。

かって、我々現生人類の祖先は、猿人(アウ

ストラロピテクス)だと学んだ。

最近では研究が進んで、現生人類に至る複雑な

分岐の様子が明らかにされつつある。

アウストラロピテクスから、原人[ホモ・エレク

トス)に進化した後、分岐が繰り返されて、

70万年前にホモ・エレクトゥスから分岐した

ハイデルベルゲンシスが、共通の祖先となった。

ホモ・ハイデルベルゲンシスは、およそ60〜

30万年前にアフリカからヨーロッパ・アジアの

一部にまで広く分布していたとされる人類だが、

20万年前に消滅した。

アフリカにいたホモ・ハイデルベルゲンシスから

現生人類(ホモ・サピエンス)は、約30万年前に

アフリカで出現し、その後約6万~7万年前

以降にアフリカを出て世界各地へ拡散した。

この過程で、現生人類はハイデルベルゲン

シスから分岐し、共通の祖先とするネアン

デルタール人やデニソワ人とも交配した。

このため、現生人類は両者の遺伝子を1~2%

持っているとされている。

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2026年6月30日火曜日

先史時代の人類 初期人類種間の交雑を確認①

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ツ バ キ



人類の祖先、[ホモ・エレクトス」として

知られる先史時代の人類は、我々の祖先の

中で初めてアフリカを離れ、大陸に渡って

移動し、最終的に約200万年にわたり大陸を

多方面に移動して来た。

しかし、彼らの移動の軌跡は、身体の遺伝

物質が見つけにくく、また、祖先の人類間の

複雑な交雑関係を知る方法も見つからなかった。

最近になって、科学者たちは中国で発掘された

6本の歯から太古のたんぱく質を抽出し、モモ・

エレクトスと我々ホモ・サピエンスを含む

後世の人類種との間に、分子レベルでの

つながりがあることを初めて判った。

ホモ・エレクトスの化石はアフリカ、アジア、

欧州で発見されているが、化石の年代や保存

状態の悪さから、消失しやすいDNAなどの

有益な分子データを取得することは困難だった。

中国の遺伝学者の研究チームは、中国国内の

3カ所で発掘された歯から古代のエナメル

蛋白質を抽出・分析することに成功した。

これらの歯はいずれも約40万年前のものとされる。

アミノ酸の配列から構成される蛋白質は、

太古のDNAよりも安定していた。

DNAは脆弱な分子で、比較的容易に分解して

しまうが、蛋白質に含まれる情報は詳細さの

点では格段に劣るが、それでも依然として

標本の進化の歴史を解明する手がかりに役立つ。

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2026年6月29日月曜日

セグロウリミバエ撲滅対策に[不妊化法]

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石  斛



ゴーヤなどの害虫であるセグロウリミバエの

生息が名護市で初めて確認された2024年3月、

その後生息地域が24年冬には中北部まで拡散。

2025年4月、農林水産省と沖縄県は[緊急防除]を

発動し、駆除に取組み始めた。

近縁種のウリミバエのオスを誘引する[キュー

ルア]という誘引剤やメスを誘引する薬剤の

散布、発生地域周辺の寄主植物の徹底除去、

農薬散布など総力を挙げて殲滅を狙ったが失敗。

農家も収穫間近の果菜類の破棄などで全面協力。

しかし結果は失敗に終わった。

既に、セグロウリミバエは2026年の4月までに

奄美群島にも侵入し、罠で1627匹を捕獲。

残され対策として、不妊化したオスのハエを

大量に撒く方法で、デング熱を媒介する

ネッタイシマカ駆除でブラジルが行っている。

現在、那覇市に設けられた[ハエ工場]では、

毎週2400万匹規模のセグロウリミバエを

増殖できる体制が整えられている。

既に、伊江島などでは、ヘリコプターから

毎週数百万匹の“不妊バエ”を空中散布し、

その効果が確認されているという。

だが、現在の増殖能力では、奄美大島まで

カバーする能力はなく、県内対応で手一杯。

政府は、奄美大島も対象に含めるために

施設を整える予算を計上したが稼働は27年に。

専門家は、過去にウリミバエ根絶事業では、

[不妊オスを避けるメス]の変異体が出現した

可能性を示す研究結果があったことから、

今回も、変異体の出現に懸念を抱く。

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2026年6月26日金曜日

沖縄の野菜 ”害虫”で県外持出し禁止

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石  斛



2025年4月、農林水産省は[緊急防除]の発動を

決定し、沖縄本島で栽培されたゴーヤーや

スイカ、トマト、パパイヤなどの野菜は

国の検査を受けなければ、自由に島外へ

持ち出せなくなった。

空港では、植物検査が行われ、国による[検査

済み]でなければ持ち出しは禁止される。

理由は、海外から持ち込まれたセグロウリ

ミバエが、沖縄本島を中心に急速に拡散し

ゴーヤなどの野菜が汚染されたためだ。

2024年3月に、沖縄本島の名護市でセグロ

ウリミバエが初めて確認されたのち、急速に

沖縄全島が汚染された。

日本は、国内でセグロウリミバエなどの害虫が

野菜や果物を食害すると、栽培農家が打撃を

受けるだけでなく、国際的に[セグロウリ

ミバエ発生国]とみなされ、汚染国から自由に

安価な野菜や果物が輸入されるようになり、

栽培農家は壊滅的な打撃を被ることになる。

国際的な植物防疫上の信用も失うことになる。

侵入初期の“初動防除”が極めて重要なのだ。

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2026年6月25日木曜日

米国上空で隕石が爆発 TNT火薬300トン級

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薔  薇



26年5月30日、米国マサチューセッツ州など

北東部のニューイングランドと呼ばれる

地域の上空で、〝隕石〟が火球が出現し、

高度約64Km付近で爆発した。

巨大な衝撃波(ソニックブーム)が発生して

広範囲で大気と地面を揺らして驚かせた。

火球は、かなり高い高度で爆発したため

地上に被害は出なかったが、推定では火球は

時速約12万Kmと音速の約100倍のスピードで

飛来したため凄まじい爆音が発生した。

火球の分裂・爆発時に放出されたエネルギーは

TNT火薬約300トン分に相当するという。

米国流星協会によれば、今回の火球は通常の

火球より明らかに大きく、直径は約90cm

ほどの大きさだったとする。

火球は、爆発して燃え尽きたため、隕石と

なって地上に落下した可能性は低いという。

米国防総省が5月22日に機密解除した[UFO

ファイル]を公開した直後であったことや、

6月12日にはスティーブン・スピルバーグ

監督のUFO映画[ディスクロージャー・デイ]が

公開される予定でもあったため、人々の

UFOや宇宙人に対する関心が高まっていた。

このため、原因不明の大爆音があり、原因

不明のまま火球の映像がSNSで拡散したため、

UFO説や宇宙人隠ぺい論が一気に拡散した。

NASAからの火球だったとする説明より先に、

UFO説などがSNSで拡散したために、NASAが

UFOや宇宙人の飛来を隠蔽しているとする

疑問などが渦巻いたという。

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2026年6月24日水曜日

中國 人口14億人割れ寸前に 出生率は0・97

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紅 花 常 盤 万 作



中国国家統計局が1月発表した2025年末の

総人口は14億489万人で、4年連続の減少の

339万人減となった。

この状況で推移すれば26年末の総人口は

14億人ギリギリ、27年は確実に14億人割れに。

中国は、高所得国になり切る前に急速に

超高齢社会へ移行するので[豊かになる前に

老いる]ことが不可避となった。

中国政府は、中国の出生率低下に歯止めを

かけるために、育児補助金を大幅に拡充する。

乳幼児や幼い子どもの保育を支援する地方

政府の取り組みに対し、前年比10・6%増の

約2兆円を充て、25年実施の3歳未満の子ども

1人につき約8万円の現金補助を導入や、

公立幼稚園の授業料を免除に加えて、出産に

関連する全ての医療費負担する支援策を導入。

これに対して、研究者は給付で出生増を

狙っているが、効果は疑問で抜本的解決には

雇用安定の実現が不可欠とする。

若者の失業率が2割とされる失業状態では、

結婚できるはずもないと切り捨てる。

一方、台湾では、人口問題が一段と深刻した。

合計特殊出生率が韓国よりも低い0.695に。

これにより、台湾の人口が半減する時期も、

従来の予想である2070年より5年早まると予想。

25年の台湾の出生児数は10万7,812人、婚姻

件数は10万4,376組と過去最低を記録。

台湾の人口は1989年に2,000万人を超えて以来、

増加傾向を続け、2019年に2,360万3,100人で

ピークを迎えた後、減少に転じている。

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