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2026年4月23日木曜日

26年4月 南海道南方沖でM4.6の地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐 保 川 堤



4月6日15時45分頃、南海道南方沖の深さ69kmを

震源とするM4・6と推定される地震が発生した。

気象庁が定める震央名称で[南海道南方沖]を

震源とする有感地震は、統計開始以来初めて。

[南海道南方沖]とは、南海トラフの南側の

領域を指し、フィリピン海プレートが存在

する領域となる。

これまでにも、この領域で地震は発生して

いたが、有感地震として観測できていなかった。

今回初めて、観測されとことになる。

震源は、フィリピン海プレートの内部の深い

位置であったが、この場所は海側のプレートが

陸側のプレートの下に沈み込む際に海底が

盛り上がってたわむ[海溝外縁隆起帯]、

アウターライズと呼ばれる地帯になる。

プレートが、沈み込むために折れ曲がって

たわむ上部の場所は、頻繁に逆断層が発生して

地震が発生し、アウターライズ地震と呼ばれる。

アウターライズ地震は、震源位置が遠く

離れていることや深海の海底であることで

痕跡が残りにくく、沈み込んでしまうために

過去の地震の追跡も難しい。

アウターライズ地震で発生する津波の発生は、

震源が遠いため陸上で揺れ感知が弱く、規模の

確定や津波の到達に時間がかかり油断し易い。

過去に、アウターライズ地震がひき起こした

津波に備えるために、日本海溝の陸側には

防災科学技術研究所により、北海道かから

千葉沖にかけて150ヶ所に地震計や水圧計

などを設置し、それらを総延長5500Kmの

ケーブルでつなぎ、早期に地震の揺れの

規模などのデーターを捉えて津波の予測に

役立てる観測網(S-net) を整備している。

南海トラフ地震に備えては、同様に紀伊半島

沖から室戸岬沖、更に日向灘にかけて同様の

地震・津波観測監視システムのN-netがある。

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2026年4月22日水曜日

アフリカ地溝帯で進む[大陸分裂]

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佐 保 川 堤



アフリカには、幅が35~100Kmにもなり、

深さが100m程の大きなアフリカ大地溝帯と

呼ばれる谷が、7000Kmに渡って走っている。

エチオピアからモザンビークまで約3,500Kmに

わたって伸びる[東アフリカ地溝帯]は、地下から

マントルプルームと呼ばれる高温の溶融体が、

地殻を下から突き上げて押し広げており、

将来はアフリカ大陸を引き裂くことになる。

東アフリカ地溝帯は、エチオピアから北に続き、

ジブチで紅海(紅海地溝帯)とアデン湾に分かれ、

アファール三重点を形成し、紅海からシナイ半島、

アカバ湾、ヨルダン渓谷を通り、陸上の最低点で

ある死海(死海トランスフォーム断層)やガリラヤ湖

[ヨルダン地溝帯)へと連なり、地図上で確認できる。

紅海とアデン湾の裂け目は年間約15mmの

速さで拡大しており、エチオピア主地溝は

さらに遅く、年間5mm前後で広がる。

最近の調査によれば、シブチのアファール地域の

地下ではマグマが拍動するように上昇しており、

この動きがプレートの分離を加速させている。

シブチのアッサル湖の湖面の標高は海面下

174 mにあり、塩分濃度は世界一クラス。

マグマによる地殻の破断が進むと、標高の

低いシブチ地域に紅海やアデン湾から海水が

入り込み、やがて現在の東アフリカ地溝帯は

新しい海洋盆地へと姿を変えて、アフリカ大陸は

東西に二つの異なる陸塊に分断される。

アフリカ大地溝帯は、人類の誕生の地でもある。

2026年1月、アファールで260万年前のホミニン

(ヒト族)の化石が見つかった。

25年8月には、アファール低地で2種類のホミニンの

ものとみられる280万~260万年前の歯の化石が

見つかり、複数の系統が共存していた可能性がある。

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2026年4月21日火曜日

地面は動いている プレートテクトニクス

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川 路 桜  佐保川堤



地球は、現在七つの主要プレートと八つの

小プレートから構成されている。

このプレートの厚さは、地表からおよそ

125キロメートルで、年間数㎝の一定速度で

移動している。

その誕生は、地球が誕生後のマグマの時代に

表面が固まってできたのか、小さなバラバラな

塊が集まって来て出来たのかなどは不明。

これらの原始時代のプレートが離合集散を

繰返し、現在のようなプレートが形成された。

プレートテクトニクスと呼ばれるこの現象は、

地球上での生命誕生を促した生息環境や気候

条件の形成に寄与したとされている。

地球を覆うプレートは、同一の磁性を持つ

鉱物が含まれる岩石の位置のずれなどから、

地球全体を覆う巨大な一枚岩ではなく、

複数個に分かれていて、それぞれが移動し

続けていることが突き止められた。

それぞれのプレートは、マントルの上を移動し、

海嶺で生まれて海溝で沈み込み、その移動で

山脈が形成され、地震や火山噴火を引き起こす。

北米プレートの西北にある小さなファンデフカ

プレートは、北アメリカプレートの下に沈み

続けており、およそ1000万年後には消滅する。

日本列島は、中国大陸の東端から引き剥がされて

日本列島になったが、同じような現象が

アフリカ大陸の東端の所で進んでいる。

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2026年4月20日月曜日

ペロブスカイト太陽電池 営農型発電への期待

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エ ド ヒ ガ ン サ ク ラ



日本で開発された曲がる太陽電池、ペロブ

スカイト太陽電池の実用実験が様々な場所や

形態で始められている。

その一つが、農地での農業と発電の両立。

シリコン型の太陽電池は、山野を切り開き、

休耕地を埋め尽くして環境破壊を引き起こす

として各地で設置反対の運動が起こっている。

フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、

シリコンタイプより軽量であるだけでなく、

半透明であるため可視光の一部を通し、

赤外線(熱)をある程度遮る。

この特性を生かして、田畑に設置して農業と

発電を両立され実験が進められている。

シリコンタイプでは。設置した地面は荒れ地と

なり、大雨が降ると保水力がないために

洪水発生の原因となる。

産地の斜面に設置た場合には、設置場所の

山裾側で洪水発生の要因となる。

電池やパネルの幅、隙間の広さの違いによる

収穫量、品質への影響調査を進めている。

特に、温暖化で夏の高温被害が多くなって

きているのに対して、ペロブスカイト太陽

電池のメリットが広く認識される可能性が

あるとする期待も大きい。

猛暑による、露地栽培作物への強光ストレス、

葉焼け、土壌温度の上昇、水分蒸散の増加

などの問題の緩和に繋がるとの期待だ。

農協単位で設置管理を進め、売電収入を

還元することで農家の得るメリットは大きい。

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2026年4月17日金曜日

米国 中国製人型ロボットの輸入禁止法案

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紅 枝 垂 れ 桜



EVがだめならロボットがあるさ、とばかり

EVメーカーだけでなく、数多くの企業が

ロボット産業になだれ込み、現在140社以上に。

人型ロボットには、カメラやセンサーなどが

多数搭載されており、膨大なデータ収集が可能。

かっては、ファーウェイ(華為)のバックドアや

港湾クレーンのカメラなど中国製の機器へ

取り付けられたスパイ機器が問題化した。

中国製人型ロボットへのカメラなどスパイ

機器埋込疑義が絶えない。

中国製人型ロボットを使用した場合、データを

収集して中国へ送ったり、中国から遠隔操作

されたりする可能性があるとして、米国の

対中強硬派議員が中心となって、中国製の

人型ロボットなどを連邦政府が調達して使用

することを禁止する法案を提出した。

規制対象は海外の敵対国が製造した無人の

地上車両システムや人型ロボット、遠隔監視

車両などを含む。

バックドアによって、技術や情報が中国へ

筒抜けになると安全保障上からも極めて

危険であるとしている。

中国では、人工知能(AI)を使った人型ロボットの

開発が急速に進んでおり、米国内に多量に

流入した場合は、米国内産業が重大な危機に

晒されるとする。

2050年には、人型ロボット市場規模は5兆ドルに

達し、10億台超が稼働するとされている。

米国でも、人型ロボット研究が進んでいるが、

小型で自律可能なフィジカルAIロボットは未だ

出現していず、この分野は日本のラピダスの

登場を待つことになる。

ラピダスが開発を進めているフィジカルAIは、

小指型の極小で人型ロボット本体に組込まれ、

外部からの指示でなく、ロボット自体の判断で

動作を行い制御するものだ。

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2026年4月16日木曜日

南海トラフで巨大発生10分後に大阪に津波到来

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河 津 桜



最大で80%の確率で発生が予測されている

南海トラフ巨大地震。

M9クラスの地震で最悪のケースでは、津波や

揺れ等による死者数は約29.8万人、全壊焼失

棟数は約235万棟などの被害が想定されている。

死者数の内、早期避難意識が低いと津波による

死者数は約21万5000万人と想定されている。

だが、全員が早期に避難を開始した場合には、

この死者数は7割減となると試算されている。

如何に、早期避難が大切かが判る。

2011年の東北地方太平洋沖地震では、岩手県 

宮古市に15分後に津波の第一波が到達した。 

南海トラフ地震では、津波到達の最短時間が、

静岡県や和歌山県の沿岸部で2~3分、三重県や

高知県で4~5分との予測が出されている。

津波が進む速度は、海が深いほど速くなり、

浅くなると遅くなるのが特徴で水深5,000mでは

時速約800kmとジェット機並み、水深が

これでも100m当り10秒の陸上選手並み。

2023年5月に、大阪管区気象台がメディアを

対象に開いた会議で、南海トラフで巨大地震が

起きた場合には、大阪湾に津波が到達するまでの

猶予時間を[10~20分程度]と発表する可能性が

あると述べたために、驚きを呼んだ。

一般的には、大阪市内には120分程度と発表

されていたためだ。

大坂市内の繁華街に、10分後に津波が来ると

警報が出されると、大パニックになるのは必至。

では、何故10分後なのか。

理由は、南海トラフ巨大地震の震源域は、

静岡県から宮崎県にかけての範囲とされ、

四国や紀伊半島の南部に広がる。

淡路島のすぐ南も震源域に入るため、此処で

発生した津波は、わずか10~20分ほどで、

大阪市内に到達することになる。

気象庁によると、通常、地震の発生から

15分程度が経過すると、巨大地震であっても

その位置や規模がわかるため、予想される

津波の高さや到達時刻の確度の高い情報が

出されるので、この確認が重要。

気象庁は、10~20分は海中や海に近い場所に

いる人に影響が出る津波について、120分は

市中に大きな被害が出るような津波について、

それぞれ焦点を当てた時間なので、この差を

理解して、避難準備をしてほしいという。

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2026年4月15日水曜日

桜が満開の季節 ソメイヨシノに迫りくる危機

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
月 ケ 瀬 梅 林



4月 日本の山野では桜が咲き誇っている。

だが、地球温暖化の影響が、日本人の古来の

歴史と共にある桜の開花に大きな影響を

与えようとしていると研究者は危惧する。

桜の花芽(蕾)は、前年の夏に作られて、冬の

前に成長を止めて休眠状態になる。

この休眠打破のために必要な低温期間が

足りないと、開花が遅れるという。

そのため、2020年以降、九州では3年連続で

北部から南部に桜前線が進む逆転現象が

起きていると指摘。

九州では、すでに地球温暖化による暖冬の

影響で、開花が遅れたり満開まで時間が

かかったりする年が出てきている。

さらに近年は、[満開までに時間がかかる]

現象もみられるようになった。

満開の定義は標準木の80%の花が一斉に

咲いている状態を指す。

休眠打破がうまく進まないと花芽の生長の

個体差が顕著になって、なかなか80%に

達しない状況に陥ると考えられ、だらだらと

開花が続き、満開にならないことになる。

九州大学の名誉教授が行ったシュミレー

ションでは、日本周辺の平均気温を平均で

2~3℃程度高くなると、東北地方で桜の開花が

今より2〜3週間早まり、九州などでは1〜2週間

遅くなるため、3月末に九州から東北まで、

ソメイヨシノが一斉に開花する結果になった。

また、種子島や鹿児島の一部ではソメイ

ヨシノは開花せず、九州南部や四国南西部、

長崎、静岡などでは一本の木で開花がダラ

ダラと続いて満開にならないという結果が出た。

パッと咲いてパッと散る、古来の桜の風情を

楽しめる日が無くなる日が近づいている。

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