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2026年7月7日火曜日

初期の天の川銀河は矮小銀河を飲込み成長した

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ナラノココノエザクラ



138億年前に、地球が存在する天の川銀河が

ビッグバンにより誕生したとされる。

天の川銀河は、直径約10万光年の大きさで、

円盤の形をしており、1000億~4000億個の

恒星が集まっている。

天の川銀河が誕生した時は、現在のような

銀河ではなかったとされるが、誕生時の

大きさは判っていない。

ただ、誕生後に約120億年前から数多くの

周辺の矮小銀河をのみ込んで成長してきた。

研究者らは、天の川銀河の歴史と進化を

突き止めるため、のみ込まれた銀河の証拠を

探してきた。

宇宙初期の恒星は水素とヘリウムで構成され、

金属のような重い元素は含まれていなかった。

重元素は、恒星内部の核融合で合成され、

やがて超新星爆発でまき散らされて、それが

将来の世代の恒星の材料になった。

このことから、学者は天の川銀河の近辺で

金属の含有量が少ない恒星集団を探していた。

すると、銀河の円盤部から異例の近さで

金属の含有量が少ない[金属欠乏星]の集団が

見つかった。

初期の天の川銀河が、別の銀河を飲み込んだ

残りの恒星集団だとする。

銀河中心の円盤部に驚くほど近いところで、

20個の金属欠乏星が、欧州宇宙機関(ESA)の

宇宙望遠鏡[ガイア]を用いて発見したという。

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2026年7月6日月曜日

ネアンデルタール人との交配の組み合わせ

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石 斛


人類学者の研究では、ネアンデルタール人と

現生人類が40万~50万年前に分岐して後、

25万年にわたり両者が世界各地を移動する

なかで、何度もDNAのやり取りがあった。

ネアンデルタール人と現生人類はまた別の

旧人、デニソワ人とも交配があったことが

分かっているが、どれくらいの期間であった

かは明確には判らない。

この結果、現代人のほとんどが何%かの割合で

ネアンデルタール人のDNAを受け継いでいる。

ネアンデルタール人のDNAは24時間周期の

体内時計や免疫機能、一部の人の痛みの

感じ方などに影響することが分かっている。

研究チームは、ネアンデルタール人が持って

いた現生人類のDNAを特定するために参照する

現代人のゲノムとして、ネアンデルタール人の

DNAをほとんど受け継いでいないアフリカ人

女性のサンプルを使って分析をした。

こうすれば重複する部分が見つかった場合、

それはネアンデルタール人でなく、現生

人類側のDNAだと容易に判断できるからだ。

分析の結果、ネアンデルタール人のX染色体上に

現生人類のDNAが多くみられる理由は、交配に

性別の大きな偏りがあった。

交配はほとんどネアンデルタール人の男性と

現生人類の女性という組み合わせだった。

この男女の間に生まれる子で、ネアンデル

タール人の父からX染色体を受け継ぐのは

女の子だけだ。

さらにその後の世代でも、ネアンデルタール

人の男性が現生人類由来のDNAを多く持つ

ネアンデルタール人女性と交わるパターンは

続いたと考えられている。

結果的にネアンデルタール人男性のX染色体は

現代人にあまり受け継がれず、その一方で

ネアンデルタール人側のX染色体上には現生

人類のDNAが多く取り込まれたとする。

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2026年7月3日金曜日

ネアンデルタール人と現生人類の交配

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バ  ラ



ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルター

レンシス)は、西ユーラシア一帯にかけて

生息していたが、4万年前に消滅した。

ネアンデルタール人は、現生人類と分岐

した後、ユーラシアに移り住み、現生人類は

アフリカに住み着いていた。

その後、ネアンデルタール人は約6万~7万年

前にアフリカを離れた現生人類の集団と遭遇。

科学者は、2つの集団が初めて出会った場所は

中東や欧州だったと推定している。

ネアンデルタール人と現生人類の初めての

異種交配は、科学者が予想した5万~6万年前

より遅い約4万7000年前に始まり、その後、

ネアンデルタール人が絶滅するまで約6800

年間続いたと推定されている。

科学者は、交配がなされた初期には、ネアン

デルタール人の遺伝子の割合は約5%であった。

現生人類に伝えられたネアンデルタール人の

ゲノムが急速に減少した。

ネアンデルタール人の遺伝子の多くが現生

人類にとっては害になるものであったため、

進化の自然選択の過程で消えていったとされる。

多くの現生人類は、1~2%のネアンデル

タール人の遺伝子を持っている。

受け継いでいる遺伝子は、甲状腺機能の低下を

招くバセドウ病やリューマチ関節炎のような

自己免疫疾患関連の遺伝子、血液凝固関連の

遺伝子などがあるされている。

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2026年7月2日木曜日

先史時代の人類 初期人類種間の交雑を確認⓶

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御 衣 黄 桜



中国の遺伝学者のチームは、中国国内の

遺跡3カ所から出土した標本に二つのアミノ酸

変異体が共通して見られることを突き止めた。

このことから、研究者らはこれらの歯は

全て同一の種に属していたと結論付けた。

その内の一つはこれまで知られていなかった

ものだったという。

二つ目の変異体は、以前、謎のデニソワ人や

一部の現生人類の集団からも確認されていた。

研究報告では、他の人類種にもこの変異体が

存在していたことは、デニソワ人がかつて

ホモ・エレクトスと交雑し、その後に、ある

時点でホモ・サピエンス(現生人類)とも交雑した

ことを示唆しているとする。

その結果、デニソワ人のDNAの痕跡は今日でも

一部の人類に受け継がれている。

同様に現生人類の集団の祖先にはネアンデル

タール人も一部含まれている。

これは約4万年前に絶滅したこの人類種との

過去の交流が残した遺産に他ならない。

デニソワ人もまた、ネアンデルタール人と

交雑していた。

東南アジアの現生人類の集団にはデニソワ人の

遺伝的要素が最も多く見られ、かつてこの地で

両人類種が接触したことを示唆しているとする。

また、ホモ・エレクトスの化石が40万年前の

ものなのに対し、デニソワ人の化石が15万~

30万年前のものであることを踏まえると

両者は祖先と子孫だった可能性も考えられる

との指摘もある。

デニソワ人はホモ・エレクトスと共存して

いたのではなく、そこから直接的に進化した

種でもあり得るという。

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2026年7月1日水曜日

ネアンデルタール人と現生人類の分岐と交配

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石  斛



現生人類のホモ・サピエンスが、ネアンデル

タール人と分岐したのは少なくとも80万年

前で、これまでの推定値よりも約30万年早い。

人類学者の多くは現在、別の絶滅人類種

ホモ・ハイデルベルゲンシスが、現生人類と

その近縁種ネアンデルタール人との最後の

共通祖先であると考えられている。

スペイン北部のアタプエルカにある遺跡から

出土した人骨化石約30体の臼歯と小臼歯の

年代測定により、これらの化石の年代は

43万年前という信頼性の高い結果が得られた。

現生人類の祖とされる、このヒト族の人骨の

歯とネアンデルタール人の歯との間に強い

類似性がみられたことから、ネアンデル

タール人との分岐は、これまでより30万年

早い80万年前と結論付けされた。

かって、我々現生人類の祖先は、猿人(アウ

ストラロピテクス)だと学んだ。

最近では研究が進んで、現生人類に至る複雑な

分岐の様子が明らかにされつつある。

アウストラロピテクスから、原人[ホモ・エレク

トス)に進化した後、分岐が繰り返されて、

70万年前にホモ・エレクトゥスから分岐した

ハイデルベルゲンシスが、共通の祖先となった。

ホモ・ハイデルベルゲンシスは、およそ60〜

30万年前にアフリカからヨーロッパ・アジアの

一部にまで広く分布していたとされる人類だが、

20万年前に消滅した。

アフリカにいたホモ・ハイデルベルゲンシスから

現生人類(ホモ・サピエンス)は、約30万年前に

アフリカで出現し、その後約6万~7万年前

以降にアフリカを出て世界各地へ拡散した。

この過程で、現生人類はハイデルベルゲン

シスから分岐し、共通の祖先とするネアン

デルタール人やデニソワ人とも交配した。

このため、現生人類は両者の遺伝子を1~2%

持っているとされている。

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2026年6月30日火曜日

先史時代の人類 初期人類種間の交雑を確認①

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ツ バ キ



人類の祖先、[ホモ・エレクトス」として

知られる先史時代の人類は、我々の祖先の

中で初めてアフリカを離れ、大陸に渡って

移動し、最終的に約200万年にわたり大陸を

多方面に移動して来た。

しかし、彼らの移動の軌跡は、身体の遺伝

物質が見つけにくく、また、祖先の人類間の

複雑な交雑関係を知る方法も見つからなかった。

最近になって、科学者たちは中国で発掘された

6本の歯から太古のたんぱく質を抽出し、モモ・

エレクトスと我々ホモ・サピエンスを含む

後世の人類種との間に、分子レベルでの

つながりがあることを初めて判った。

ホモ・エレクトスの化石はアフリカ、アジア、

欧州で発見されているが、化石の年代や保存

状態の悪さから、消失しやすいDNAなどの

有益な分子データを取得することは困難だった。

中国の遺伝学者の研究チームは、中国国内の

3カ所で発掘された歯から古代のエナメル

蛋白質を抽出・分析することに成功した。

これらの歯はいずれも約40万年前のものとされる。

アミノ酸の配列から構成される蛋白質は、

太古のDNAよりも安定していた。

DNAは脆弱な分子で、比較的容易に分解して

しまうが、蛋白質に含まれる情報は詳細さの

点では格段に劣るが、それでも依然として

標本の進化の歴史を解明する手がかりに役立つ。

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2026年6月29日月曜日

セグロウリミバエ撲滅対策に[不妊化法]

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石  斛



ゴーヤなどの害虫であるセグロウリミバエの

生息が名護市で初めて確認された2024年3月、

その後生息地域が24年冬には中北部まで拡散。

2025年4月、農林水産省と沖縄県は[緊急防除]を

発動し、駆除に取組み始めた。

近縁種のウリミバエのオスを誘引する[キュー

ルア]という誘引剤やメスを誘引する薬剤の

散布、発生地域周辺の寄主植物の徹底除去、

農薬散布など総力を挙げて殲滅を狙ったが失敗。

農家も収穫間近の果菜類の破棄などで全面協力。

しかし結果は失敗に終わった。

既に、セグロウリミバエは2026年の4月までに

奄美群島にも侵入し、罠で1627匹を捕獲。

残され対策として、不妊化したオスのハエを

大量に撒く方法で、デング熱を媒介する

ネッタイシマカ駆除でブラジルが行っている。

現在、那覇市に設けられた[ハエ工場]では、

毎週2400万匹規模のセグロウリミバエを

増殖できる体制が整えられている。

既に、伊江島などでは、ヘリコプターから

毎週数百万匹の“不妊バエ”を空中散布し、

その効果が確認されているという。

だが、現在の増殖能力では、奄美大島まで

カバーする能力はなく、県内対応で手一杯。

政府は、奄美大島も対象に含めるために

施設を整える予算を計上したが稼働は27年に。

専門家は、過去にウリミバエ根絶事業では、

[不妊オスを避けるメス]の変異体が出現した

可能性を示す研究結果があったことから、

今回も、変異体の出現に懸念を抱く。

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