ヒトに流行するインフルエンザウイルスには、
A型、B型、C型の3種類がある。
このうち、冬に大きな流行を起こすのが。
A型とB型のウィルス。
A型は、H3N2亜型とH1N1亜型の2種類が、
流行を毎年繰り返しており、今シーズン初めの
25年12月に感染が拡大したサブクレードKは、
H3N2亜型の変異株だった。
A型は、変異を起こしやすいため感染力が強く、
発熱、咽頭痛、せきなど典型的なインフル
エンザの症状を起こす。
一方、B型はA型に比べて感染力が弱く、通常
A型の流行が終わった後に感染が拡大する。
時には、5月ごろまで流行が続くこともある。
症状はA型とB型で基本的な違いないが、
B型では下痢や嘔吐など消化器症状が出易く、
発熱が長引くことが多いともされている。
また、B型だから症状が軽いということはない。
今シーズンのB型の患者数増加原因は、新たな
変異株の出現かとの疑問に対しては、現在の
ところ新たな変異株は確認されていない。
B型は、変異株が発生しにくいタイプの
ウイルスだが、B型にはビクトリア系統と
山形系統という二つの種類が存在する。
山形系統はその名前が示すように、1980年代に
山形県で検出されたウイルス。
これまで、この二つの系統がシーズンにより
どちらかが優勢になり、流行を繰返して来た。
B型のワクチンも2015年からは両系統をカバー
するように製造されている。
新型コロナ感染が拡大し、対策が強化された
20年3月以降、世界的に山形系統が全く
検出されなくなった。
新型コロナへの感染対策強化の結果、同様な
経路で広がるインフルエンザの流行も抑えられた。
特に山形系統は感染力が元々弱かったため、
新型コロナの流行を機に絶滅したと考えられる。
この結果、現存するB型ウイルスはビクトリア
系統のみで、B型のウイルスは新たな変異株が
出現しない限り、生残りが難しいとされている。
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