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2026年3月20日金曜日

南海トラフ確率は[60~90%程度以上]と[20~50%]

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河 津 桜



南海トラフ地震の発生の予測では、2025年

3月に被害想定が13年ぶりに見直されただけで

なく、9月には1月に7年ぶりに変えたばかりの

発生確率の[80%程度]も9月に変更された。

25年9月26日、政府の地震調査委員会は

南海トラフを震源とするM8~9級の巨大地震

発生の長期評価を一部改訂し、今後30年以内の

発生確率を、これまでの[80%程度](2025年

1月1日時点)から[60~90%程度以上]とし、

別途算出した[20~50%]も併記して発表した。

時間予測モデルは、前に起きた地震の隆起量が

大きい(即ち、地震が大きい)と、次に起きる

地震までの期間が長くなり、隆起量が小さい

場合は次の地震までの期間が短くなるという

経験法則に基づくもの。

[60~90%程度以上]への変更は、根拠として

来た室津港の隆起量データの見直しにある。

新たな研究論文の発表により、

▽史料の記録や解釈を再検討、

▽隆起量データの不確実性を表すこと、

つまりは[データに幅を持たせる]こととなった。

そして、標準偏差が、宝永地震で0・51m、

安政地震で0・52m、昭和地震で0・06mと

判断して再計算された。

もう1つは、用いる巨大地震発生確率計算

モデルの見直し。

[時間予測モデル]ではひずみの蓄積は一定と

してきたが、25年7月のカムチャツカ半島

東方沖地震のように

▽地震を起こすひずみの蓄積が一定ではなく、

はらつきがある

▽地震が起きた時のひずみの解放は、地震の

規模によって異なる

▽発生間隔は前の地震の規模に比例するが

ばらつきもある

これらのことを考慮した[すべり量依存BPT

モデル]という新たな計算モデルを採用した。

隆起量の数値に幅を持たせ、さらには算出

方法も見直すなどした結果、地震発生確率に

幅が出た。

その結果が、地震発生確率[80%程度]か

ら[60%~90%程度以上]である。

さらに、報告書には、南海トラフ地震以外の

他地域の地震に使う[BPTモデル]という

別モデルで計算した[20〜50%]とする新たな

“低い確率”も併記されることとなった。

発生確率の数値が変わったところで、南海

トラフ地震が発生する状況は変わらない。

日常生活で受ける安心度からは20%が良いが

明日にも起こるかもしれない巨大地震と

なれば、常に備えよ!で90%となる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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