万葉集には,サクラは櫻花として数多くの
歌が詠まれている。
当時の都や大宰府だけでなく、東国の防人の
詠んだサクラの歌が詠み人知らずとして
収録されているから、現在と変わらず東国でも
サクラの花が咲いていたことが判る。
福島県三春町にはる樹齢1,000年を超える
ベニシダレザクラの巨木が、現在も美しい
咲かせている。
防人たちもサクラの花の下で盃を酌み交わし、
歌を詠んでいたのだろう。
日本国内には、桜の[原種(野生種)]として、
2018年に紀伊半島南部で見つかり、新種と
認定されたクマノザクラを含め11種が現存
するとされている。
■ヤマザクラ(山桜)
我が国の桜の中で最も代表的な種類で、
古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきた。
■オオヤマザクラ(大山桜)
本州中部以北に自生する。別名ベニヤマザクラ。
■カスミザクラ(霞桜)
北海道、本州、四国に分布し、遅咲きの桜。
■オオシマザクラ(大島桜)
伊豆諸島と伊豆半島南部に自生する桜。
■エドヒガン(江⼾彼岸)
本州・四国・九州に自生する巨木・名木が多い。
■チョウジザクラ(丁字桜)
東北地方の太平洋側や関東、中部に分布。
■マメザクラ(豆桜)
富士・伊豆・房総を中心に自生する
■タカネザクラ(⾼嶺桜)
北海道、本州中部以北の亜高山帯に分布。
■ミヤマザクラ(深山桜)
北海道に多く、南は九州まで分布する。
■カンヒザクラ(寒緋桜)
中国南部・台湾に分布するが、古くから
琉球列島や⿅児島県などで広く分布。
■クマノザクラ
紀伊半島南部に自生する。
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