138億年前に、地球が存在する天の川銀河が
ビッグバンにより誕生したとされる。
天の川銀河は、直径約10万光年の大きさで、
円盤の形をしており、1000億~4000億個の
恒星が集まっている。
天の川銀河が誕生した時は、現在のような
銀河ではなかったとされるが、誕生時の
大きさは判っていない。
ただ、誕生後に約120億年前から数多くの
周辺の矮小銀河をのみ込んで成長してきた。
研究者らは、天の川銀河の歴史と進化を
突き止めるため、のみ込まれた銀河の証拠を
探してきた。
宇宙初期の恒星は水素とヘリウムで構成され、
金属のような重い元素は含まれていなかった。
重元素は、恒星内部の核融合で合成され、
やがて超新星爆発でまき散らされて、それが
将来の世代の恒星の材料になった。
このことから、学者は天の川銀河の近辺で
金属の含有量が少ない恒星集団を探していた。
すると、銀河の円盤部から異例の近さで
金属の含有量が少ない[金属欠乏星]の集団が
見つかった。
初期の天の川銀河が、別の銀河を飲み込んだ
残りの恒星集団だとする。
銀河中心の円盤部に驚くほど近いところで、
20個の金属欠乏星が、欧州宇宙機関(ESA)の
宇宙望遠鏡[ガイア]を用いて発見したという。
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