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2026年7月31日金曜日

ラピダス 先端半導体をAIで自動設計

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




ラピダスは7月17日、半導体の設計分野で

米ソフトウエア大手ケイデンスと協業し、

半導体回路を人工知能(AI)がほぼ自動で

設計するツールを提供されると発表した。

ケイデンスはEDA(設計ソフト)の世界三大

企業のトップ企業であることから、世界標準の

設計フローをそのまま取り込むこととなる。

自動設計ツール活用により、設計期間を

半分から3分の1に短縮できるたけ、顧客獲得

競争では大きな武器となる。

日本の大きな弱点は、半導体設計分野の人材が

極端に少ないことであるため、設計における

配線パターン、回路配置、最適化、検証が

AIによって自動化されるため大きな進歩となる。

ラピダスは、他社から半導体を受託して、

要望に合わせて生産するのが事業モデルで

あるため、顧客から受け取った設計データに

基づいてチップを量産する。

先端半導体は設計の難易度が高いため、

ラピダスが設計段階から関与することで

生産の高率とスピードアップを図れる。

ラピダスは、2027年度後半に回路線幅2ナノ

(ナノは10億分の1)メートルの半導体量産を

目指しており、AI半導体メーカーやデータ

センター事業者など60社以上と受注交渉を

進めている。

AI設計ツールを提供することで、半導体設計の

ハードルが下がることになり、NEC、富士通、

東芝、日立などが半導体設計に再参入する

可能性が出て来て、日本の産業基盤の底上げに

つながる可能性が十分だ。

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 健康と安心のメタボへの備えは?





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2026年7月30日木曜日

全米で流行の寄生虫感染症[サイクロスポラ症]

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
イチョウの芽吹き



米国で、寄生虫感染症の[サイクロスポラ症]の

感染者が拡大して不安を広げている。

米食品会社テイラーファームズがファスト

フード大手タコベルの一部店舗に供給した

レタスが原因だという。

原因となったレタスは、中西部のミシガン州

など4州のタコベルで販売され、これを

食べた人に400例の症例が特定されている。

テイラーファームズは全米のスーパーや

飲食店に食品を供給しているため、この

4州以外にも広がっている可能性がある。

テイラーファームズの商品は、過去にも

集団感染を引き起こしており、2024年には

スライスオニオンを原因とする大腸菌の

集団感染が発生した。

レタスによるサイクロスポラ症の集団感染は

13年にも起きていた。

サイクロスポラ症は激しい下痢の症状を引き

起こす腸の疾患で、米国、カナダ等で1996年

頃から話題となった。

CLBと呼ばれる原虫性の腸管感染症で、感染

すると激しい水様性下痢を主症状として、

食欲不振、吐き気、腹痛、疲れ、筋肉痛、

体重減少等の諸症状を伴う。

潜伏期間は通常7~8日間で、感染しても全く

症状を示さない人も少なくないとされている。

日本では、1996年に東南アジア(タイ・カン

ボジア)を旅行した観光客が持ち帰った1例を

契機に国内でも広く知られるようになった。

感染予防策としては、ジアルジアをはじめ

その他の原虫感染症と同様発展途上国への

旅行では、ナマ水やナマ物の摂取を避けること。

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2026年7月29日水曜日

台風9号(バービー) 中国で大きな被害発生

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瓊 花



7月2日に、マーシャル諸島西方で発生した

台風9号(バービー)は発達し続けて、一時

最低気圧が905hPaまで下がるスーパー

タイフーンとなった。

米軍の台風センター(JTWC)は、6日に米領

ロタ島直撃時の最大風速は秒速約80m(1分

平均)を記録し、これは米領に上陸した熱帯

低気圧(ハリケーン・台風を含む)としては、

観測史上2番目の強さだった。

台風9号(バービー)は、12日3時頃に東シナ海から、

浙江省温州市付近へ960hPaの勢力で上陸した。

中国の気象当局の発表では、11日までに

浙江省で221万人以上、隣接する上海市では

30万人近くが避難したという。

浙江省では、最大瞬間風速が40mに達した

強風と豪雨で大きな被害が発生。

台風9号は、上陸後北へ向きを変えて河北省から

遼寧省へと進み、両省でも豪雨により発生した

洪水やがけ崩れなどによる大きな被害が出た。

その後に台風9号は、黄海から北朝鮮中部に

再上陸し、14日から15日にかけて半島を

横断して日本海に抜けた。

北朝鮮でも、洪水被害が発生している模様。

北朝鮮では、2020年9月3日に台風9号が

通過した日本海に面した江原道の中心都市の

元山市(人口約36万人)が200mmの豪雨に

見舞われて、発生した洪水で数十人が犠牲に。

これに対して北朝鮮当局は、台風による人民の

被害を防ぐよう対策を命じた党中央委員会の

決定に従わなかったとして、江原道及び

元山市の幹部らを職務怠慢の[反党行為]と

見做して厳罰に処している。

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2026年7月28日火曜日

気象庁 5日連続[酷暑日] 2010年以降で最長

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瓊  花



気象庁は、2026年(令和8年)から、気温が

40度以上になった日を[酷暑日]とした。

これを待ってかのように、酷暑日が続出。

7月25日には、5日連続で酷暑が観測された。

この5日間で、酷暑観測地点は21地点となった。

7月26日も、高知県四万十市中村で、13時

11分現在で39.4℃に達している。

7月23日には、静岡県佐久間で41・1℃と

7月として今夏の最高気温を記録している。

気象庁は、この後、29日ごろから広範囲で

再び危険な暑さとなり、8月上旬には東海

地方を中心に、再び40度前後の非常に危険な

暑さが予想されるという。

気象庁は、この異常な暑さはここ数日、

太平洋高気圧が西日本と東日本を覆っている

うえ、この上層に大陸からのチベット高気圧が

張り出して、西日本と東日本は2つの高気圧の

影響で上層から下層まで暖かい空気に覆われ

続けているためだと説明。

酷暑気温の7月の順位:

25年7月30日 兵庫県柏原市 41・2℃

26年7月23日 静岡県 佐久間 41・1℃

18年7月23日 埼玉県熊谷市  41・1℃

24年7月29日 栃木県 佐野  41・0℃

40・0℃を超える観測地点数は20ヶ所を

超えている。

通年では

25年8月5日 群馬県伊勢崎市 41・8℃

25年8月6日 静岡県静岡市  41・4℃

25年8月5日 埼玉県鳩山   41・4℃

で、41℃を超えた記録がある。

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2026年7月27日月曜日

台風10号(メイサーク) 中国南部で大災害

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胡 瓜



26年7月3日早朝、南シナ海で台風10号(メイ

サーク)が発生した。

中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は

18m/s、最大瞬間風速は25m/sで西進し、

海南島を通過した後、トンキン湾を北上。

6日に華南に達して熱帯低気圧に変わった。

特に、大きな台風ではなかったが、中国南部の

洪水に加え、竜巻に発生で大きな被害が出た。

広西チワン族自治区では、40の河川や水路の

堤防が決壊し、約5200haの農地に被害が出た。

被害範囲は、南部の広西・広東から中部の

湖北、さらに北西部の甘粛まで、中国の

ほぼ半分の地域に災害が及んだ。

中国南部は、山間地が多く、老朽化した

ダムが多く存在し、今回の豪雨では広西

チワン族自治区では、ダム決壊で発生した

土石流などで、6人が死亡し、少なくとも

13万人が避難した。

湖北省では、風速72mの猛烈な竜巻が発生し、

4855棟以上の住宅が被害を受けた。

数台の大型トラックが竜巻によって持ち上げ

られ、最大30m飛ばされたほか、住宅の12階

から男性が吸吸い出される事故も発生した。

中国は、ダムの数が世界最多で、約9万基の

ダムが存在し、その多くは老朽化して安全性が

問題化している。

更新や補強の必要性に迫られているが、

地方政府の財政は赤字状態で資金がなく、

補強に必要な莫大な投資をする余裕がない。

1950〜70年代に一気に造られた中小のダムは

既に老朽化が進み、ひび割れや基礎・盛土の

安定など構造安全性の問題が多く出ている。

1954〜2021年、中国で記録されたダム事故は

3000件超で、洪水による越流や構造欠陥が

主因とされている。

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2026年7月24日金曜日

[スーパーエルニーニョ]発生 酷暑と台風

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アカバナトキワマンサク



世界気象機関(WMO)は、7月初めに南米ペルー

沖から中部太平洋の赤道域にかけて、海面の

水温が平年に比べて高い状態が1年程度続く

[エルニーニョ現象]が発生したと発表。

前回から、ほぼ2年ぶりとなるエルニーニョ

現象についてWMOは、7月から9月にかけて

急速に発達するとした。

日本の気象庁が6月初めの発表では、今年

春からすでにエルニーニョが発生しており、

秋まで続く見込みだという。

EUの気象情報機関のコペルニクス気候変動

サービスも、6月の世界の平均海面水温が、

過去最高を更新する20.86℃だったと発表。

日本近海では、海面水温が平年の基準値を

上回る可能性があり、秋にかけてその差が

2℃を超えて上振れする予測もされている。

過去のエルニーニョ現象で海面水温が平年の

基準値から2℃を超えた事例が5回あり、

そのうち1982年春から1983年秋と、1997年

春から1998年夏のエルニーニョでは3℃超に。

このため、今年の夏の気温は高くなるとし、

2026年の夏は観測史上最も暑い年のひとつに

なると予想されるという。

これまでのエルニーニョ現象では、太平洋の

東側で海面水温が上がる一方で、西側で下がる

傾向があったがさがっていないのだ。

今年5月時点で、西太平洋の海面水温は

上がっており、日本付近でも下っていない。

日本の気象学者や研究機関の中から、今年の

エルニーニョ現象は、過去数十年のなかで

数えるほどしか発生していない、極めて珍しい

気候現象だとする指摘も出されている。

エルニーニョ現象が発生すれば、日本では

冷夏・暖冬になる”という過去の経験則が

通用しなくなったというのだ。

これを[スーパーエルニーニョ]と呼ぶ人も

出てきているが、今年の夏は例年以上に

暑い夏となり、台風が多い年になるそうだ。

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2026年7月23日木曜日

世界初の宇宙太陽光発電実験開始 将来100万㎾

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カ エ デ



日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、

2026年度中に高度450Kmの宇宙に打ち上げた

小型衛星の広げた太陽光パネルで発電して

地球上へ送電する実験を始めるという。

実験では、太陽光パネルを広げた幅が2m

程度で、発電能力は最大で720ワットと

小さいが、衛星から地上にマイクロ波で送る。

これを、地上で受信して電気に変える。

計画の名前は[OHISAMA(おひさま)プロ

ジェクト]と名付けられた。

宇宙太陽光発電は天気に左右されず、宇宙

空間の強い太陽光で発電するため、発電

効率は地上の約5倍に達する。

電力が足りない地域にマイクロ波で送電する。

JAXAの構想では、2050年までに高度約3万

6000kmの静止軌道に発電用の大型衛星を

打ち上げで発電をする。

発電には2・5㎞四方の巨大な太陽光パネルを

展開する必要があるため、JAXAは宇宙で

大型の建造物を造る実証実験も予定している。

発電した電力の60%以上を地上に供給し、

発電基地1基で原子力発電所1基に相当する

100万kw規模の電力を取り出せるという。

発電基地の衛星の建設費は、1兆2000億円

程度にのぼる可能性があるが、1kwあたりの

発電コストは地上の太陽光発電施設と同等の

7〜10円程度に抑える目標だ。

日本だけでなく、月に基地を造る計画に

合わせて欧米や中国も宇宙太陽光発電で

電力源を確保するために技術開発を進めている。

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2026年7月22日水曜日

南カリフォルニア州の2大断層に警戒強まる

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石  斛



6月24日に、ベネズエラを襲ったM7・2と

7・5の連続地震で、犠牲者が7月4日までに

2645人に達した。

8日ぶりに奇跡的に救出された人が話題に

なったが、まだ多くの行方不明者が存在する。

今回の地震は、南米から遠く離れた米西海岸で

高まっている地震リスクが注目されている

最中に発生した。

6月初めに大学の研究者が発表した警告では、

南カリフォルニアのサンアンドレアス断層と

サンジャシント断層に沿って地殻に蓄積した

応力(ストレス)は、過去1000年間の中で

最高のレベルに達しているとする。

研究チームは、物理法則に基づく地震サイクル

モデルと堆積物や樹木の年輪など地質学的

記録を用いて、2つの断層系の南部で応力が

過去約1000年にわたりどのように蓄積し、

解放されてきたかを解析した。

解析結果では、かつてないほど大きな負荷が

かかった状態あることが判明。

サンアンドレアス断層とサンジャシント断層が

接近するロサンゼルス北東部のカホン峠が、

[地震ゲート]の役割を果たしているのでは

ないかと指摘している。

この地震ゲートが、断層の破壊が別の断層に

広がるのを食い止める場合もあれば、1回の

地震で2つの断層に破壊を連鎖させる場合もある。

南カリフォルニアでは、2024年にM4・0以上の

地震を少なくとも1回含む地震活動が15回

確認されており、過去65年間で最多の年間

件数となった。

専門家は以前から、サンアンドレアス断層で

発生が懸念される巨大地震[ビッグワン]に

警鐘を鳴らしてきた。

予想される地震の最大規模はM7・8以上とされ、

震源域によっては南カリフォルニアかサン

フランシスコ湾岸一帯に甚大な被害を与えると

懸念されている。



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2026年7月21日火曜日

ロシア クリミアが窮地に ガソリン不足深刻化

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姫 柘 榴



プーチン大統領が、2014年にウクライナから

クリミア半島を奪取し、併合した際は国内で

帝国の[王冠の宝石]の帰還とし称賛された。

だが、現在のクリミアはここ数ヶ月、絶え間

なくウクライナから攻撃され続けてきた。

軍関連施設、鉄道駅、発電所が標的となり、

公的施設や住宅が被害を受けることもある。

6月20日夜、ウクライナのドローンは送電線を

攻撃し、半島東端ケルチの石油ターミナルを

爆破、さらに貨物フェリーに損害を与えた。

相次ぐ攻撃でフェリー航路は停止され、

半島の主要な補給路の一つが断たれた。

このため、半島では停電が頻発し、半数を

超える地域でガソリン販売が制限されている。

半島は、半孤立状態で、地獄の夏を迎える。

戦争への不満はクリミア以外にも広がり、

ロシア支配層の間では、この戦争を袋小路と

見る向きが強まっている。

ウクライナのミサイルとドローン攻撃により、

製油所が機能不全に陥っている。

格段に飛行距離を伸ばした最近のウクライナの

ドローンは約1900キロ離れたシベリアの

チュメニにある製油所も攻撃した。

6月18日には、強固な防空網を突破して首都

モスクワの主要製油所を破壊、炎上させた。

6月20日時点で、ロシアの製油能力の約28%が

停止していると推計されている。

専門家は、問題はもはや物流上の困難や市場の

不均衡ではなく[燃料の物的不足にある]とする。

産油国のロシアが、数十年ぶりに燃料の輸入を

開始する計画だ。

モスクワ市内では、ここ数日間に多くのガソリン

スタンドが閉鎖され、営業中のガソリンスタンド

でも、数時間待ちという事態になっている。

これまで、戦争は遠い彼方でのことと、戦争

景気で浮かれていた国民も、頭上にドローンが

飛来し、燃え上がる製油所の炎や黒煙を見て

戦争を目の当たりに見ることとなった。

物価高に燃料不足が加わり、市民の厭戦気分は

高まるばかりで、プーチンの支持率も急降下。

すでに4年4ヶ月も、無益な戦争をしている

ことへの市民の不満のうねりが高まっている。

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2026年7月20日月曜日

他人を信頼できなくなったプーチン 怯えの日々

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カ エ デ



欧州の情報機関は5月初め、プーチン大統領に

対する陰謀やクーデターのリスクが高まり、

警護が強化されたと報じたという。

反乱を起こし得る人物として、前国防相の

ショイグ安保会議書記が名指しされた。

この報告は、プーチンの支持率が65%まで

低下して、国民の中にも厭戦気分が広がる

状況下で、混乱を狙う目的があるとされている。

今年に入り、ロシア軍内部で不可解な動きが

続いていることも事実だとされる。

2024年5月、プーチンの盟友として30年間に

わたり、国防相の座にあったセルゲイ・

ショイグが、事実上更迭された。

ショイグの副官であったイワノフが汚職容疑で

逮捕された直後のタイミングを狙い追放した。

プーチンは、軍内部に巣食う腐敗を一掃すると

いう名目で、最も親しい友人の首をすげ替えた。

今や、プーチンは長年の親友であっても

自分を狙う敵に見え、側近を信頼できなく

なってしまっている。

後任には、軍服を着た経験もない経済学者の

アンドレイ・ベロウソフ氏が国防相に就任した。

汚職や不正がはびこる戦時経済を強権的に

統制し、透明化するには財務管理の専門家が

必要ではあるとしても、国防を担当させることは

前線に立つ軍の将官の行動を放任することになる。

他方、旧ソ連のKGBの後継組織として知られる

FSB(ロシア連邦保安庁)が、2022年の本格侵攻

開始以来、汚職や詐欺などの容疑で少なくとも

16人の将官を逮捕している。

将官たちが、前線の失敗や後方支援の崩壊と

いった[悪い報告]を上げれば、その責任を問い、

汚職などの別件で逮捕する脅迫行為を繰返す。

この構造を普遍化させたのが、軍に関する

[虚偽情報]を広めた者に最長15年の禁錮刑を

科すという法律の存在だ。

最近は、将官達は不都合な報告は上げず、

都合の良いように脚色した報告しかプーチンの

耳に入らなくなっている。

25年12月、サルバロフ軍作戦本部長が爆殺された。

FSB長官に抗議が殺到したが、テロを事前に

予知する事は不可能と一蹴した。

こうした、混乱が続く中、ショイグと側近の

将官らは、ドローンを使ったプーチン暗殺を

画策していたが、一時棚上げして適切な時機を

待っている状態だと伝えられている。

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2026年7月17日金曜日

ロシア 消耗される兵士 死傷者100万人超

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ロシアは、戦争終結後の国境策定で有利になる

ようにと、闇雲に総攻撃を仕掛けている。

西側の情報当局は、月平均の死傷者数は

3万人を突破し、2022年2月の戦争勃発以降、

ロシア軍の総死傷者数は100万人を超えた。

最近は、ウクライナにより無人機攻撃で

急増する死傷者数に追いつけず、補充のために

新兵募集に躍起になっている。

男性の軍入隊を奨励するため最大14万ドル

(約2,264万9,200円)の債務免除を特典として

謳い、生活能力を失った男性を集めている。

25年末ロシア当局は、1年契約の軍事契約の

ために42万人以上の新規兵士を募集した。

集められたロシア軍新兵は、戦闘参加のため

入隊後に訓練所に送られ、戦闘に入るまでの

期間は10日から3週間程度だという。

戦線に放りだされた新兵の平均生存時間が

わずか20分から最大35分に過ぎないという

衝撃的な報告まである。

また、ロシアの軍事ブロガーたちも[ロシアは

1日に800~1,000人の新規契約兵士を募集して

いるが、その多くが数日間の訓練を受けた

後に、すぐ戦線に投入される]とする。

前線での大問題は、肝心の弾薬不足。

過半を北朝鮮からの調達に頼っている。

使い捨てにされる兵士の不足も深刻。

最近では、日進月歩で進化するウクライナの

ドローンの攻撃に対し、防御出来ない状態に

あると漏らした軍の高官の発言が伝えられたが

もちろん、これがプーチンの耳に入るはずが

なく、ウクライナの同じ要衝を占領したとする

ニュースが3回も伝えられた。

虚偽の戦果報道が疑われないほど、プーチンに

戦場の真の実態が伝わっていないという。

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2026年7月16日木曜日

世界各地で異例の“熱波襲来” NYで42℃

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ク リ



7月初め、米東海岸で危険な熱波が勢いを

増しているため、電力消費が急増。

NY州では、20万戸以上に停電が発生した。 

ワシントンからボストンにかけては気温が

35~40℃程度まで上昇し、体感温度では

43℃に達した所も。

国立気象局(NWS)によると7月5日にかけて1億

6000万人以上が[重大](4段階中レベル3)または

[極端](レベル4)の暑熱リスクに晒されている。

フランス公衆衛生局は7月3日、猛烈な熱波の

ピークと重なった6月22~28日の1週間に、

死者数が前週より2025人多かったと発表。

大半は45歳以上で、自宅での死亡が前週比

91%増と目立った。

スペインでも暑さが原因とみられる死者が

1千人を超え、ドイツでは810人がと発表。

欧州を襲った記録的な熱波による被害が徐々に

明らかになっている。

各国の気象当局は、7月4日ごろから再び熱波が

到来する可能性があるとして警戒を呼びかけた。

欧米を襲っている熱波の発生原因について

気象学者は、原因の一つが上空を流れる

偏西風の蛇行にあると指摘。

偏西風が南北に蛇行することで異常気象が

発生するが、特に北に膨らんでいる部分に

南からどんどん熱い空気が流れ込んで来て

滞留することで気温が上昇する。

日本では、偏西風が大きく蛇行すると猛暑や

豪雨といった異常気象の恐れが高まるという。

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2026年7月15日水曜日

欧州で6月下旬 熱波による記録的猛暑に

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26年6月20日ごろから、アフリカ大陸から

地中海を超えてやってくる熱波が激しさを

増し、ヒートドーム現象が欧州を覆った。

フランス気象局は、同国では24日から25日に

かけて、観測史上最も暑い夜となった。

24日は、2日連続で観測史上最も気温が高く、

24時間の平均気温は30度に達した。

パリを含む多くの町や都市で40度超を記録。

フランス本土の96県のうち半数を超える54県に

猛暑の赤色警報(レッドアラート)が、35県に

オレンジ色警報が発令され、人口の90%以上が

猛暑の影響を受けた。

南西部ボルドーでは41・9度、近郊のサントでは

42度、中部シャトーメイヤンでは43・3度を観測。

ルーブル美術館は、開館時間を短縮し、エッ

フェル塔は閉鎖された。

また、熱波で大規模停電も発生している。

アルプスの国、スイスでも熱波の影響で

バーゼルでは24日に38度とない6月の気温と

して観測史上最高を記録。

スペインでは、24日まで熱波で212人が死亡。

北方に位置するドイツでも、多くの都市の

気温が40℃ほどに達し、西部ノルトライン・

ウェストファーレン州の主要鉄道路線で列車の

運行本数が削減され、東部ライプチヒでは

路面電車が運休した。

23日夜には、ドイツ鉄道のデジタル鉄道無線網に

大規模な障害が発生したとして、ドイツ全土で

鉄道の運行を一時停止するトラブルが発生。

最近は毎年ように来襲する猛烈な熱波による

ヒートドームの影響による酷暑から、欧州の

市街地の住民は逃げ場がない苦痛をしいられる。

その度に取り上げられるのが、住宅のエアコン

普及率で、米国の90%に対し、欧州はわずか

20%程度に止まる。

これまで、エアコンを必要とする猛暑を経験

してこなかった伝統が大きく影響しているが

南欧では、住宅が暑さを前提にした設計が

されていないため、建築設計や都市景観が

問題視されることもネックになっている。

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2026年7月14日火曜日

山梨県富士五湖で最大震度6弱  6月26日

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ク ロ ツ バ キ



6月26日22時29分ごろ、山梨県の東部の富士

五湖、大月市東方の深さ20Kmを震源とする

M5・6の地震が発生した。

震度6弱の揺れを山梨県の富士河口湖町で、

震度5強の揺れを大月市、震度5弱を山梨県の

甲府市、富士吉田市などで観測した。

懸念される富士山噴火への影響について、

気象庁は地震のあと富士山の観測データに

特段の変化はないと発表した。

政府の地震調査研究推進本部は、今回の

地震について、震源の周辺にあたる山梨県の

東部から、神奈川県北西部の丹沢山地に

かけての深さ10Kmから30Kmの場所では、

伊豆半島が南側から陸側のプレートに衝突して

いることで、歪が溜まる場所だとする。

このためM5からM6程度の地震が時々発生

する場所だと説明している。

1983年には、M6・0の地震で山梨県大月市で

ブロック塀が崩れるなどの被害が出ている。

富士山付近で発生した地震では、2011年3月

11日に発生した東北地方太平洋沖地震直後の

3月15日22時31分46秒頃に発生したM6・4の

静岡県東部地震がある。

震源地は、富士山山頂から東南東5Km付近の

山腹で、新御殿場5合目から少し上った地点に

当たり、富士山の噴火との関連性が大いに

心配された。

江戸時代中期の1707年(宝永4年)に、南海

トラフを震源とするM8・4と推定される巨大

地震が発生した。

この地震の49日後に富士山が大噴火をしている。

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2026年7月13日月曜日

26年夏 スーパーエルニーニョで殺人熱波

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御 衣 黄 桜



気象学者は、2026年の夏は例年以上に

気温が上昇し、暑くなると予測している。

気象庁は「2026年の春から、エルニーニョ

現象が発生しているとみられ、今後、秋に

かけて続く見込み」と発表した。

通常、エルニーニョが発生すると赤道付近で

東から西に吹く東風(貿易風)が弱まり、本来は

赤道付近の西の方に偏っている海面水温が

高い場所が東にズレて、西の方は海面水温が

低くなる。

その結果、日本は冷夏となる傾向がある。

今年は確実に、スーパーエルニーニョが

発生すると指摘されている。

スーパーエルニーニョが発生すると、赤道

付近の貿易風が弱いため、西にある海面

水温の高い場所が東に移動するのは同じだが、

近年は温暖化の影響で、元々海面水温が高い

ため、西に溜まっている熱い海水というのは、

深い所まで熱くなっている。

このため、東に移動したとしても、西方にも

熱い水が残っており、海全体が熱くなっている。

この熱が、地球上にばらまかれて、世界中が

猛暑になる。

更に、海水温が高いため、水蒸気も多く発生

することで豪雨の源となり、また、台風の

発生個数も増えることに繋がる。

専門家は、①「“殺人熱波”で最高気温40℃以上の

『酷暑日』が続出すると指摘するほかに、

⓶ゲリラ雷雨や“線状降水帯級”の豪雨が多くなる。

③日本に接近・上陸する台風の発生が増加し、

大型で強力かつ“ノロノロ迷走”台風が増える。

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2026年7月10日金曜日

6月24日岩手県沖地震は[はるか沖]余震震源付近

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菊 桜



政府の地震調査委員会は臨時会合を開き、

2026年6月24日に発生したM6・8の地震の

震源は、1994年12月28日に発生したM7・6の

[三陸はるか沖地震]の震源域の西端付近に

当たるとの評価をまとめた。

この付近では、95年1月7日に最大規模の

M7・2の余震が発生しており、今回の岩手県

沖地震の震源とほぼ同じ所だった。

調査会の委員長は、[三陸はるか沖地震の

震源域ではこれまで地震活動がそれほど

活発でなかった]としたうえで、次の大きな

地震はいつ発生するか判らないが、切迫度は

徐々に高まっているのではないかと話した。

[三陸はるか沖地震]は、94年(平成6年)12月

28日 21時19分、八戸市の東方約180㎞の

三陸沖を震源として発生したM7・6の地震。

この地震で観測した震度は、青森県八戸市の

震度6を最大に、岩手県・青森県で震度5を

観測したほか、北海道から中部地方にかけて、

広い範囲で震度1以上を観測した。

観測された津波の最大の高さは青森県八戸と

岩手県宮古の50cm。

この地震により、3人が死亡し、重傷者含め

負傷者が788名にのぼった。

また、建物の全半壊戸数は500棟を超えた。

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2026年7月9日木曜日

ベネズエラでM7超地震の連続発生で大被害発生

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石 斛



6月24日にベネズエラ北西部および中部で

大きな地震が発生し、首都カラカスでも家屋が

倒壊し、死者が出るなど大きな被害が出た。

地震の被害はベネズエラ全土に広がり、

死者数が1万に人にも達する恐れがあるという。

アメリカ地質調査所 (USGS) による報告では、

最初の地震は18時4分33秒にベネズエラ北部の

サン・フェリペの東北東で深さ約21.9Kmを

震源としてM7・2の地震が発生し、そのわずか

39秒後に、最初の震源のやや北のユマレの

南東で深さ10Kmを震源とするM7・5の本震が

発生した。

これらの震源からおよそ150Km東にある

カラカスでも大きな揺れで被害が発生した。

M7・5の地震は、ベネズエラでは1900年10月に

発生したM7・7のサン・ナルシソ地震以来の

大規模地震となった。

ベネズエラは、世界でも有数の地震国の一つ。

ベネズエラは、北部のカリブ海プレートと

南部の南アメリカプレートとの2つのプレートの

境界上に位置し、両プレートの境界が西部の

コロンビアの国境地帯からベネズエラ西部を

経て中部沿岸に沿って同国北部を横断している。

コロンビア国境から、カリブ海沿岸のモロン

までおよそ500Kmは両プレートの境界を形作る

タチラ地溝が存在し、ボコノ断層と呼ばれる

大断層帯である。

この断層は、ベネズエラのアンデス山脈を

横断し、カリブ海沿岸部に沿って東に、

首都カラカス付近まで延びる。

6月24日の連続地震の震源は、この断層帯を

震源として発生した。

過去の大地震の記録は、

1900年10月29日 サン・ナルシソ地震 

 M7・6~8・0と推定。

1894年 アンデス地震

1967年:カラカス地震 M約6.7

1997年 カリアコ地震 M7.0

2018年8月: スクレ州沖 M7.3

2025年にも西部でM6を超える地震を観測。

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2026年7月8日水曜日

青森県東方沖でM6・8の地震 注意情報は発表なし

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ば ら



2026年06月25日 07時30分頃、岩手県久慈市

するM6・8の地震が発生した。

青森県階上町で、最大震度6強の揺れを観測

したほか、八戸市で6弱を観測。

青森県から岩手県にかけて広く、5強や5弱の

揺れが観測された。

また、北海道から秋田県、宮城県にかけての

地域で長周期地震動の階級2]が観測された。

2025年12月の青森県東方沖地震(M7・5)及び

26年4月の三陸沖地震(7・7)の際に発表された

後発地震注意情報は発表しないとした。

後発地震注意情報は、北海道の根室沖から

東北の三陸沖にかけての巨大地震発生の想定

震源域と、その外側のエリアで地震の規模を

示すM7・0を超えた場合を発表規準としている。

今回は、精査の結果M6・8と推計され、発表

基準を満たさなかったため発表は見送られた。

今回の地震の震源地一帯は、25年頃から

M7クラスの地震が多発している地域。

2025年12月8日23時15分頃に発生した青森県

東方沖地震は深さ19Km付近で発生した。

今回は49Kmと深かったが、距離は12月8日の

震源から南へ11Km余りしか離れていない

近い距離を震源として発生した。

また、4月20日のM7・7を記録した三陸沖地震の

震源からは90Km余り離れている。

この付近では、スロースリップが継続的に

発生しおり、大地震の発生が懸念されている。

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2026年7月7日火曜日

初期の天の川銀河は矮小銀河を飲込み成長した

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ナラノココノエザクラ



138億年前に、地球が存在する天の川銀河が

ビッグバンにより誕生したとされる。

天の川銀河は、直径約10万光年の大きさで、

円盤の形をしており、1000億~4000億個の

恒星が集まっている。

天の川銀河が誕生した時は、現在のような

銀河ではなかったとされるが、誕生時の

大きさは判っていない。

ただ、誕生後に約120億年前から数多くの

周辺の矮小銀河をのみ込んで成長してきた。

研究者らは、天の川銀河の歴史と進化を

突き止めるため、のみ込まれた銀河の証拠を

探してきた。

宇宙初期の恒星は水素とヘリウムで構成され、

金属のような重い元素は含まれていなかった。

重元素は、恒星内部の核融合で合成され、

やがて超新星爆発でまき散らされて、それが

将来の世代の恒星の材料になった。

このことから、学者は天の川銀河の近辺で

金属の含有量が少ない恒星集団を探していた。

すると、銀河の円盤部から異例の近さで

金属の含有量が少ない[金属欠乏星]の集団が

見つかった。

初期の天の川銀河が、別の銀河を飲み込んだ

残りの恒星集団だとする。

銀河中心の円盤部に驚くほど近いところで、

20個の金属欠乏星が、欧州宇宙機関(ESA)の

宇宙望遠鏡[ガイア]を用いて発見したという。

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2026年7月6日月曜日

ネアンデルタール人との交配の組み合わせ

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石 斛


人類学者の研究では、ネアンデルタール人と

現生人類が40万~50万年前に分岐して後、

25万年にわたり両者が世界各地を移動する

なかで、何度もDNAのやり取りがあった。

ネアンデルタール人と現生人類はまた別の

旧人、デニソワ人とも交配があったことが

分かっているが、どれくらいの期間であった

かは明確には判らない。

この結果、現代人のほとんどが何%かの割合で

ネアンデルタール人のDNAを受け継いでいる。

ネアンデルタール人のDNAは24時間周期の

体内時計や免疫機能、一部の人の痛みの

感じ方などに影響することが分かっている。

研究チームは、ネアンデルタール人が持って

いた現生人類のDNAを特定するために参照する

現代人のゲノムとして、ネアンデルタール人の

DNAをほとんど受け継いでいないアフリカ人

女性のサンプルを使って分析をした。

こうすれば重複する部分が見つかった場合、

それはネアンデルタール人でなく、現生

人類側のDNAだと容易に判断できるからだ。

分析の結果、ネアンデルタール人のX染色体上に

現生人類のDNAが多くみられる理由は、交配に

性別の大きな偏りがあった。

交配はほとんどネアンデルタール人の男性と

現生人類の女性という組み合わせだった。

この男女の間に生まれる子で、ネアンデル

タール人の父からX染色体を受け継ぐのは

女の子だけだ。

さらにその後の世代でも、ネアンデルタール

人の男性が現生人類由来のDNAを多く持つ

ネアンデルタール人女性と交わるパターンは

続いたと考えられている。

結果的にネアンデルタール人男性のX染色体は

現代人にあまり受け継がれず、その一方で

ネアンデルタール人側のX染色体上には現生

人類のDNAが多く取り込まれたとする。

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2026年7月3日金曜日

ネアンデルタール人と現生人類の交配

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バ  ラ



ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルター

レンシス)は、西ユーラシア一帯にかけて

生息していたが、4万年前に消滅した。

ネアンデルタール人は、現生人類と分岐

した後、ユーラシアに移り住み、現生人類は

アフリカに住み着いていた。

その後、ネアンデルタール人は約6万~7万年

前にアフリカを離れた現生人類の集団と遭遇。

科学者は、2つの集団が初めて出会った場所は

中東や欧州だったと推定している。

ネアンデルタール人と現生人類の初めての

異種交配は、科学者が予想した5万~6万年前

より遅い約4万7000年前に始まり、その後、

ネアンデルタール人が絶滅するまで約6800

年間続いたと推定されている。

科学者は、交配がなされた初期には、ネアン

デルタール人の遺伝子の割合は約5%であった。

現生人類に伝えられたネアンデルタール人の

ゲノムが急速に減少した。

ネアンデルタール人の遺伝子の多くが現生

人類にとっては害になるものであったため、

進化の自然選択の過程で消えていったとされる。

多くの現生人類は、1~2%のネアンデル

タール人の遺伝子を持っている。

受け継いでいる遺伝子は、甲状腺機能の低下を

招くバセドウ病やリューマチ関節炎のような

自己免疫疾患関連の遺伝子、血液凝固関連の

遺伝子などがあるされている。

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2026年7月2日木曜日

先史時代の人類 初期人類種間の交雑を確認⓶

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御 衣 黄 桜



中国の遺伝学者のチームは、中国国内の

遺跡3カ所から出土した標本に二つのアミノ酸

変異体が共通して見られることを突き止めた。

このことから、研究者らはこれらの歯は

全て同一の種に属していたと結論付けた。

その内の一つはこれまで知られていなかった

ものだったという。

二つ目の変異体は、以前、謎のデニソワ人や

一部の現生人類の集団からも確認されていた。

研究報告では、他の人類種にもこの変異体が

存在していたことは、デニソワ人がかつて

ホモ・エレクトスと交雑し、その後に、ある

時点でホモ・サピエンス(現生人類)とも交雑した

ことを示唆しているとする。

その結果、デニソワ人のDNAの痕跡は今日でも

一部の人類に受け継がれている。

同様に現生人類の集団の祖先にはネアンデル

タール人も一部含まれている。

これは約4万年前に絶滅したこの人類種との

過去の交流が残した遺産に他ならない。

デニソワ人もまた、ネアンデルタール人と

交雑していた。

東南アジアの現生人類の集団にはデニソワ人の

遺伝的要素が最も多く見られ、かつてこの地で

両人類種が接触したことを示唆しているとする。

また、ホモ・エレクトスの化石が40万年前の

ものなのに対し、デニソワ人の化石が15万~

30万年前のものであることを踏まえると

両者は祖先と子孫だった可能性も考えられる

との指摘もある。

デニソワ人はホモ・エレクトスと共存して

いたのではなく、そこから直接的に進化した

種でもあり得るという。

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2026年7月1日水曜日

ネアンデルタール人と現生人類の分岐と交配

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石  斛



現生人類のホモ・サピエンスが、ネアンデル

タール人と分岐したのは少なくとも80万年

前で、これまでの推定値よりも約30万年早い。

人類学者の多くは現在、別の絶滅人類種

ホモ・ハイデルベルゲンシスが、現生人類と

その近縁種ネアンデルタール人との最後の

共通祖先であると考えられている。

スペイン北部のアタプエルカにある遺跡から

出土した人骨化石約30体の臼歯と小臼歯の

年代測定により、これらの化石の年代は

43万年前という信頼性の高い結果が得られた。

現生人類の祖とされる、このヒト族の人骨の

歯とネアンデルタール人の歯との間に強い

類似性がみられたことから、ネアンデル

タール人との分岐は、これまでより30万年

早い80万年前と結論付けされた。

かって、我々現生人類の祖先は、猿人(アウ

ストラロピテクス)だと学んだ。

最近では研究が進んで、現生人類に至る複雑な

分岐の様子が明らかにされつつある。

アウストラロピテクスから、原人[ホモ・エレク

トス)に進化した後、分岐が繰り返されて、

70万年前にホモ・エレクトゥスから分岐した

ハイデルベルゲンシスが、共通の祖先となった。

ホモ・ハイデルベルゲンシスは、およそ60〜

30万年前にアフリカからヨーロッパ・アジアの

一部にまで広く分布していたとされる人類だが、

20万年前に消滅した。

アフリカにいたホモ・ハイデルベルゲンシスから

現生人類(ホモ・サピエンス)は、約30万年前に

アフリカで出現し、その後約6万~7万年前

以降にアフリカを出て世界各地へ拡散した。

この過程で、現生人類はハイデルベルゲン

シスから分岐し、共通の祖先とするネアン

デルタール人やデニソワ人とも交配した。

このため、現生人類は両者の遺伝子を1~2%

持っているとされている。

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