プーチン大統領が、2014年にウクライナから
クリミア半島を奪取し、併合した際は国内で
帝国の[王冠の宝石]の帰還とし称賛された。
だが、現在のクリミアはここ数ヶ月、絶え間
なくウクライナから攻撃され続けてきた。
軍関連施設、鉄道駅、発電所が標的となり、
公的施設や住宅が被害を受けることもある。
6月20日夜、ウクライナのドローンは送電線を
攻撃し、半島東端ケルチの石油ターミナルを
爆破、さらに貨物フェリーに損害を与えた。
相次ぐ攻撃でフェリー航路は停止され、
半島の主要な補給路の一つが断たれた。
このため、半島では停電が頻発し、半数を
超える地域でガソリン販売が制限されている。
半島は、半孤立状態で、地獄の夏を迎える。
戦争への不満はクリミア以外にも広がり、
ロシア支配層の間では、この戦争を袋小路と
見る向きが強まっている。
ウクライナのミサイルとドローン攻撃により、
製油所が機能不全に陥っている。
格段に飛行距離を伸ばした最近のウクライナの
ドローンは約1900キロ離れたシベリアの
チュメニにある製油所も攻撃した。
6月18日には、強固な防空網を突破して首都
モスクワの主要製油所を破壊、炎上させた。
6月20日時点で、ロシアの製油能力の約28%が
停止していると推計されている。
専門家は、問題はもはや物流上の困難や市場の
不均衡ではなく[燃料の物的不足にある]とする。
産油国のロシアが、数十年ぶりに燃料の輸入を
開始する計画だ。
モスクワ市内では、ここ数日間に多くのガソリン
スタンドが閉鎖され、営業中のガソリンスタンド
でも、数時間待ちという事態になっている。
これまで、戦争は遠い彼方でのことと、戦争
景気で浮かれていた国民も、頭上にドローンが
飛来し、燃え上がる製油所の炎や黒煙を見て
戦争を目の当たりに見ることとなった。
物価高に燃料不足が加わり、市民の厭戦気分は
高まるばかりで、プーチンの支持率も急降下。
すでに4年4ヶ月も、無益な戦争をしている
ことへの市民の不満のうねりが高まっている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿