日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、
2026年度中に高度450Kmの宇宙に打ち上げた
小型衛星の広げた太陽光パネルで発電して
地球上へ送電する実験を始めるという。
実験では、太陽光パネルを広げた幅が2m
程度で、発電能力は最大で720ワットと
小さいが、衛星から地上にマイクロ波で送る。
これを、地上で受信して電気に変える。
計画の名前は[OHISAMA(おひさま)プロ
ジェクト]と名付けられた。
宇宙太陽光発電は天気に左右されず、宇宙
空間の強い太陽光で発電するため、発電
効率は地上の約5倍に達する。
電力が足りない地域にマイクロ波で送電する。
JAXAの構想では、2050年までに高度約3万
6000kmの静止軌道に発電用の大型衛星を
打ち上げで発電をする。
発電には2・5㎞四方の巨大な太陽光パネルを
展開する必要があるため、JAXAは宇宙で
大型の建造物を造る実証実験も予定している。
発電した電力の60%以上を地上に供給し、
発電基地1基で原子力発電所1基に相当する
100万kw規模の電力を取り出せるという。
発電基地の衛星の建設費は、1兆2000億円
程度にのぼる可能性があるが、1kwあたりの
発電コストは地上の太陽光発電施設と同等の
7〜10円程度に抑える目標だ。
日本だけでなく、月に基地を造る計画に
合わせて欧米や中国も宇宙太陽光発電で
電力源を確保するために技術開発を進めている。
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