米国で、寄生虫感染症の[サイクロスポラ症]の
感染者が拡大して不安を広げている。
米食品会社テイラーファームズがファスト
フード大手タコベルの一部店舗に供給した
レタスが原因だという。
原因となったレタスは、中西部のミシガン州
など4州のタコベルで販売され、これを
食べた人に400例の症例が特定されている。
テイラーファームズは全米のスーパーや
飲食店に食品を供給しているため、この
4州以外にも広がっている可能性がある。
テイラーファームズの商品は、過去にも
集団感染を引き起こしており、2024年には
スライスオニオンを原因とする大腸菌の
集団感染が発生した。
レタスによるサイクロスポラ症の集団感染は
13年にも起きていた。
サイクロスポラ症は激しい下痢の症状を引き
起こす腸の疾患で、米国、カナダ等で1996年
頃から話題となった。
CLBと呼ばれる原虫性の腸管感染症で、感染
すると激しい水様性下痢を主症状として、
食欲不振、吐き気、腹痛、疲れ、筋肉痛、
体重減少等の諸症状を伴う。
潜伏期間は通常7~8日間で、感染しても全く
症状を示さない人も少なくないとされている。
日本では、1996年に東南アジア(タイ・カン
ボジア)を旅行した観光客が持ち帰った1例を
契機に国内でも広く知られるようになった。
感染予防策としては、ジアルジアをはじめ
その他の原虫感染症と同様発展途上国への
旅行では、ナマ水やナマ物の摂取を避けること。
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