これまでの火星観察で、火星上に乾燥した
川の流域や三角州、湖底などの地形がある
ことから、火星にはかつて水が存在していた
証拠だとされてきた。
だが、海が存在したのかどうかについては
議論が分かれて来た
このほど、火星にかつて惑星表面の3分の1を
覆うほどの巨大な海が存在した可能性を示す
研究結果が発表されて海の存在論が有力に。
研究によると、数十億年前に火星の海水が
蒸発する過程で、海岸線に沿って平坦な帯状の
地形が形成されたという。
この痕跡は、水を抜いた浴槽の内部に残る
輪のような形状に似ていると説明されている。
確認されたのは、海岸線に沿って形成された
平坦なベンチ状の帯で、地球の大陸棚に
類似した特徴を持つとしている。
また、火星の海が数百万年以上安定して
存在していたことを示唆していると強調。
そうであれば、地球の沿岸堆積層で化石が
保存されるのと同様に、この地域でも生命の
痕跡が見つかる可能性が高まる。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査ローバー
[キュリオシティ]は、2012年8月、かつて
湖だったと推定される火星のゲールクレーターに
着陸し、火星にかつて水が存在した有力な
証拠とされるとともに、有機物を吸着し易く、
長期間保存するのに粘土鉱物を採集。
搭載された火星試料分析装置(SAM)を用いて
分析した20種類以上の化学物質の中には、
DNA前駆体と類似した構造を持つ窒素含有
分子が含まれていた。
また、隕石によって地球を含む惑星にもたら
されるとされる、大きな二環式構造を持つ
硫黄化合物であるベンゾチオフェンも検出。
これらの有機物が火星の過去の生命体に
由来するものかは、確認できていない。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?