4月1日にアルゼンチンから出港したクルーズ船
ホンディウス号は、約20ヶ国からの約150人の
客を乗せて、1ヶ月間のクルージングを楽しむ
予定だったが、5月11日に呼吸器症状を訴えて
いたオランダ人男性がハンタウイルス感染で死亡。
その後5月13日までに、この男性を含め9人が
感染し、ほかに2人が疑いとされ、そのうち
3人が死亡した。
5月10日には、カナリア諸島テネリフェ島で
乗客と乗員が船を降り、それぞれの国に移送。
乗客だった日本人1人は、イギリスに移送された。
今回のハンタウィルスは、ピグミーライス
ラットというネズミにしかいないアンデス株。
15日にWHOは、今回のハンタウィルスは感染力を
強めるような変異は今のところ報告されて
おらず、感染が一般の人々に拡大するリスクは
低いと説明。
WHOは、ハンタウィルスの潜伏期間は最大で
6週間なので、42日間の隔離監視を要請している。
5月18日、日本の厚生労働大臣は、イギリスから
要請を受けて、インフルエンザの治療薬
[アビガン]を提供したことを明らかにした。
ハンタウイルス感染には、治療薬はなく
対症療法で治療が行われており、その治療に
アビガンが使用される。
大臣は、現時点で人を対象とした臨床試験で
ハンタウイルスの治療や予防に関する有効性や
安全性が確認されてはいないが、動物実験では
感染後の生存率が上がった報告があるとする。
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