6月24日に、ベネズエラを襲ったM7・2と
7・5の連続地震で、犠牲者が7月4日までに
2645人に達した。
8日ぶりに奇跡的に救出された人が話題に
なったが、まだ多くの行方不明者が存在する。
今回の地震は、南米から遠く離れた米西海岸で
高まっている地震リスクが注目されている
最中に発生した。
6月初めに大学の研究者が発表した警告では、
南カリフォルニアのサンアンドレアス断層と
サンジャシント断層に沿って地殻に蓄積した
応力(ストレス)は、過去1000年間の中で
最高のレベルに達しているとする。
研究チームは、物理法則に基づく地震サイクル
モデルと堆積物や樹木の年輪など地質学的
記録を用いて、2つの断層系の南部で応力が
過去約1000年にわたりどのように蓄積し、
解放されてきたかを解析した。
解析結果では、かつてないほど大きな負荷が
かかった状態あることが判明。
サンアンドレアス断層とサンジャシント断層が
接近するロサンゼルス北東部のカホン峠が、
[地震ゲート]の役割を果たしているのでは
ないかと指摘している。
この地震ゲートが、断層の破壊が別の断層に
広がるのを食い止める場合もあれば、1回の
地震で2つの断層に破壊を連鎖させる場合もある。
南カリフォルニアでは、2024年にM4・0以上の
地震を少なくとも1回含む地震活動が15回
確認されており、過去65年間で最多の年間
件数となった。
専門家は以前から、サンアンドレアス断層で
発生が懸念される巨大地震[ビッグワン]に
警鐘を鳴らしてきた。
予想される地震の最大規模はM7・8以上とされ、
震源域によっては南カリフォルニアかサン
フランシスコ湾岸一帯に甚大な被害を与えると
懸念されている。
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