年末選挙が公示され、選挙戦が始まった。
商店街では、お客を景気づけるクリスマスソングも
やって来る選挙カーの音量にかき消される。
クリスマスやお正月に備える準備も、今年は
選挙が終わってからのことになりそう。
10数もの政党の乱立で、主張する政策も正確に
理解しようもない状況だ。
争点の原発反対の主張は判っても、即廃止から
脱原発、卒原発のプロセスとなれば理解不能。
節電を避けて通れない中で、必要な電力を
どのように確保するのかが見えてこない。
再生エネルギーと声高に叫ぶばかりでは、一体
それは何なのか、どのようなコストメリットを
備えているのかの具体的な説明が見えない。
現在の電気料金の2倍のもなる太陽光エネルギー
頼りでは話にもならないし、供給の安定性も
備えてなくては、工場経営は成り立たない。
だが、アメリカのエネルギー省の報告では、安全
性を確保した原発の発電コストは10円/Kwを
超えて商売にならないとしている。
既に、原発は安全性に加え、コスト面でも天然
ガス発電に逆転されていることも理解が必要。
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