地球上で５番目の大きさを備えた南極大陸には
地球上の氷の９０％が存在するとされる。
オーストラリア大陸の２倍ほどの広さがある
南極大陸は、平均で１．６Ｋｍの厚さの氷で
覆われていると推計されている。
この氷が全て融けてしまうと、海面の水位が
６０ｍ上昇すると言われ、地球上の海沿いの
都市は全て水没する可能性を備えている。
融解が進んでいることでは、北極海の海氷の
融解が著しい。
２０１１年夏には海氷の９７％が解けてしまった。
北極海の海底資源開発が可能になったとか
北極海航路の開発で世界の海運には大きな
メリットが出たなどの歓迎するニュースもある。
だが、地球温暖化の結果が産み出している
影響である以上、歓迎すべきものではない。
アンデス山脈、アルプス、更にはエベレストに
存在する氷河の後退も著しく、既に４０～５０％も
氷が融解した氷河もあるほど深刻な事態だ。
雄大な氷河が横たわる景観を備えた観光地も
存亡の危機に直面している。
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