石 斛 2026年夏は、台風の発生が相次ぎ、8月22日に
発生した台風22号(アータウ)まで22個に。
なかでも台風15号(チャンホン)は、8月5日に
ウェーク島西の東の海上で発生した日に後、
西へ進んで11日夜、茨城県鉾田市付近に上陸。
上陸後も西進し、12日朝に敦賀湾から日本海へ
抜ける異例の進路をたどる[逆走台風]となった。
台風18号(ソウデル)も、8月19日にトラック
諸島近海で発生後西進し、28日に中國浙江省
温州市付近に上陸する[逆走台風]となった。
この夏の台風多発の原因は、日本の東南海上の
西部北太平洋に発生している数千キロ規模の
巨大な低気圧性循環の[モンスーンジャイア]。
日本の南からフィリピン東方にかけては、
夏になると南西から吹くモンスーンの風と、
太平洋高気圧の南側を吹く東寄りの風とが
ぶつかると、広い範囲で反時計回りの流れが
できることがある。
これが発達すると巨大な渦のような循環となり、
その周辺では積乱雲の活動が活発になり、
台風や熱帯低気圧が発生しやすい環境になる。
今年は、強いエルニーニョが発生しており、
この影響で[モンスーンジャイア]の循環の
範囲を、東に広げて大規模にしているという。
更に、西部北太平洋では南西から吹くモン
スーンの風が強まっていることで、その北側では
反時計回りの流れが強まりやすく、積乱雲の
活発化も加わって、巨大な低気圧性循環を
発達させることに繋がっているとされる。
4つの台風が同時発生したり、千葉県に豪雨禍を
もたらしたのも[モンスーンジャイア]が影響。
研究者は、巨大な低気圧性循環が形成されると、
台風が生まれやすい場所だけでなく、その
周囲を流れる風も普段とは大きく変わるとする。
モンスーンジャイアが存在する夏には、台風の
進路にも通常とは異なる動きが現れ得ると指摘。
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