夜、暗がりの中で光る豚肉が話題を呼んだ
中国で、今度は鶏が問題になっている。
豚肉の場合と同様に、病気予防や成長促進に
備えて飼料に混ぜる各種の薬品による事件だ。
上海で営業する米系のファーストフードの鶏肉
から、インフルエンザの治療薬として用いられる
アマンタジン類似の成分が検出されている。
中国では、養殖する動物を始め、野菜類にも
当然のように成長を促進させる効果を備えた
薬剤を、危険性を考えずに野放図に使用する。
中国各地の養鶏場で、４５日程度で出荷できる
ように、各種の抗生物資やホルモン剤が使用
されており、かねてより危険性を備えていると
報じられていたが、今回は一般大衆に人気が
在るブランド品で問題が表面化した。
共産党の幹部や金持ちたちは、自家用の農園を
所有しているため、一般国民の健康など真剣に
考えず、食の安全性維持には関心が薄いのだ。
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