春節のお祝いを楽しむ中国国内で、不気味なのが
感染拡大が続く鳥インフルエンザＨ７Ｎ９型だ。
２月９日には安徽省でも初めて感染者が確認され
今年に入ってから香港での２人を含めて１８２人と
なり、昨年３月に初めての患者が見つかってから
３２０人近くにまで拡大し、取分け今年に入って
からの感染拡大が著しい。
中国衛生局の会見では、主要な感染原因は、
Ｈ７Ｎ９型ウィルスを持つ生きた鶏との濃厚な
接触によるものであるとしている。
一方で、家族間など極めて限定的な範囲内では
ヒトからヒトへの感染が認められるとする。
だが、これも極く散発的なものであり、広くヒトから
ヒトへの感染が始っているものではないと楽観。
感染者の死亡率は２０％余と高く、ウィルスの
遺伝子が今より容易にヒトからヒトへの感染が
可能な型に変異した場合には、一気に拡大する。
日本国内では、国内への感染に備えて態勢を
整えており、ワクチンの製造に備えて中国から
ウィルスの株の提供を受けて製造準備を入った。
水際での万全の防御体制が求められる。
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