気象庁の予報では、花粉飛散が２月中旬より始る。
昨年よりは大幅に飛散量が減るとの予報だが、
平年比では１割増だとされる。
花粉症の発症に備えて既に注射で処方薬の
投与を受けた人も少なくないだろう。
最近は、薬局やドラッグストアーには、鼻やのどに
塗るタイプも出て来ており、マスクだけでなく薬剤の
備えも多様になって来た。
厚労省は、スギ花粉症の新治療薬として初めて
口に含むタイプの「シダトレンスギ花粉舌下液」を
承認した。
花粉症発症の原因となるアレルギー物質の花粉
エキスを、毎日２年以上、少しづつ舌の下に垂らし
込んで服用する。
１２歳以上が対象で、花粉エキスの服用で身体を
アレルギーに慣れることで症状の改善図る。
今年４月に保険適用されて、６月から医師が処方
する薬として販売が開始される。
注射に比べて患者にとって負担が少ない利便性を
備えているので人気が出る可能性がある。
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