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2026年2月13日金曜日

銀河になりそこねた天体「クラウドナイン」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 1410 春日山原始林 春 日 山 原 始 林



天文学者の国際チームがこのほど、[銀河に

なりそこねた]タイプの天体を見つけたとする

研究結果を発表した。

この天体は、宇宙の構造で、大きな存在感を

持つ正体不明の物質とされる暗黒物質の

集まりで、初期の宇宙で起きた銀河形成の

残骸と考えられている。

この天体は[クラウドナイン]と呼ばれる。

光を発しないため、検出が難しい暗黒物質は

138億年前の[ビッグバン]で宇宙が誕生した

時に生成され、その暗黒物質がガスを引き

寄せて星が形成され、さらに星の集まりが

銀河となった。

一方、十分なガスが集まらない場合は星が

できず、暗黒物質とガスで構成される銀河に

までなれない天体が残ったと考えられている。

無数の明るい星が集まる銀河とは違って、

なりそこないの銀河は暗く、見つけるのが

難しく[矮小銀河]のようでもあると指摘する。

天の川銀河が何千億個もの星を持つのに対し、

矮小銀河の星は1000個前後から数十億個まで。

クラウドナインは、渦巻き銀河[メシエ94]

付近で見つかった9番目のガス雲だったことで、

クラウドナインと名付けられた。

暗黒物質は、宇宙の物質全体の85%を占め、

重力の作用によって検出が可能とされる。

銀河形成の理論によると、星が形成され、

暗いガス雲が明るい銀河になるには一定量の

暗黒物質が必要とされる。

研究チームはクラウドナインが将来、十分な

質量に達すればガスが崩壊して星の誕生に

つながり、銀河の誕生となるだろうという。

東京大学の戸谷教授が、天の川銀河の中心

方向から、放射されるガンマ線の検出に

世界で初めて成功して、暗黒物質の存在を

確認する手がかりを掴み、今後の研究の

成果が非常に注目されている。

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