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2026年5月22日金曜日

大地震の断層破壊は突然止まり、停止波が発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
御 衣 黄 桜



地殻内で、断層が大きく破壊されるほど

揺れが大きくなるが、大地震では断層の

破壊が徐々に止まるのか、突然止まるのかが

学者の間では論争の的になっていたという。

2024年1月1日に発生した能登半島地震では、

海底の活断層が150Kmにわたり破壊された。

この断層破壊では、ほぼ一直線状に並んでいた

3乃至4つのセグメント(区間)に分かれていた

断層が、次々と連鎖的に破壊が進み、広範囲な

巨大な地震となった。

京都大などによる研究チームが、M7を記録した

16年の熊本地震や、23年のトルコ・シリア地震

(M7・8)、25年のミャンマー地震(M7・7)など

国内外で起きた12の大地震を、設置されていた

地震計や人工衛星を使った地表変化のデータ

などを解析した。

その結果、断層破壊はセグメントごとに停止と

破壊を繰り返しながら、連鎖的に破壊が進んで

いたことが突き止められた。

また、どの地震でも共通して、破壊が断層の

端まで進んだ瞬間、逆向きに少し戻る[オーバー

シュート]という動きが起きていた。

このオーバーシュートは断層破壊が急に止まった

ことで発生した[停止波]によって起きていた

ことも判明したという。

研究チームは、この停止波は高層ビルなどに

影響を与える可能性のある強い揺れを生じ

させることも突き止めたという。

停止波により、セグメントの端から約5~10Kmの

範囲で強い揺れが生じさせる可能性があるが、

現在の地震工学では、停止波の影響を免震や

耐震の設計上考慮していないと指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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