黄色いアステイルベ
大分市の臨海工業地帯で、日本最大となる
メガソーラーの建設工事が始まった。
約１Ｋｍ四方に相当する面積に、８万１８５０Ｋｗの
出力を備えた約３４万枚の太陽電池パネルが
敷きつめられ、２０１４年４月に稼働する。
ここから供給される電力量は、約３万所帯の
需要電力量を充たす発電力を備えているから
中小の市の一つ分ほどは賄えることになる。
工場誘致を目的に各所で埋立などで造成された
用地が遊休地として存在しているため、今後も
このレベルのメガソーラーが建設されるだろう。
先輩格としては、２０１１年７月に発電を開始した
堺の臨海部に建設された発電所が在る。
敷地面積は、大分市の約１/５、出力は１万Ｋｗ．
その後に誕生した神奈川県の扇島と浮島の
発電所は２万Ｋｗと堺の２倍の規模を備えている。
買取制度（ＦＩＴ）の導入で、家庭での太陽電池
パネルの設置が爆発的に進んではいるが
この分野では日本は西欧に比べて後進国だ。
買取価格が販売価格のおよそ１．５倍と高く
設定されているのでユーザーが負担する差額は
今後共増え続けることになる。
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