「はやぶさ」の後継機として小惑星探査を目指す
「はやぶさ２」は、今年１２月の打上げに備えて
急ピッチで製作が行われており８月には完成予定。
小惑星１９９９ＵＪ３を目指して飛行し、オリンピック
開催の平成３２年に資料を携えて帰還する計画。
小惑星「イトカワ」から地表の資料を持ち帰った
初代に比べて「はやぶさ２」は、地表を爆破して
クレーターを作り、内部の物質を採集して持帰る
作業が可能な性能を備えている。
小惑星１９９９ＪＵ３には太陽から遠く離れた位置に
存在するため太陽系が誕生した当時のままの
物質を残していることやイトカワと違って、水や
有機物を豊富に含んでいるタイプの惑星とされて
いるために、地球の生命誕生の鍵を握るアミノ
酸に関連する資料も存在すると考えられており
太陽系の形成過程や生命誕生の源を知る豊富な
資料を備えた小惑星だという。
科学者にとってはオリンピック以上に待たれる
平成３２年の年だ。
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