消費者問題を学んでいる学生たちの調査で、閉店
セールをうたっている9店舗の半年間の追跡調査で
5店舗が、閉店・廃業する気もないのに閉店セールを
看板に客の購買意欲を誘っていたことが明らかに。
良い品質を備えた商品が安く買えるなら買わねば
損をするという気を起させて買わせる売り方だ。
消費者庁は「長期間、閉店セールを行うことや、
実際は安くないのにセールとするのは問題がある」
とし、景品表示法に触れる可能性を備えると指摘。
観光地で、特別なデザインが施された名のある
焼き物を数年前に贈答用に数点購入した。
漆器類や高級な焼き物類も並べられ、「閉店」の
文字が躍っており、商品を手にする客で賑っていた。
この店が新しい商品に入れ替えて再開したが、
購入した商品が決して安くなかったことを知った。
1年ほど後に再び閉店セール。
以後、同様の手口の閉店セールを年に2~3回は
繰返し、もう地元の客は騙されないが、観光客を
カモに商店街の真ん中で現在も10回目を超える
閉店セールをやっている。
どのようなルートで流れて来るのか、毎回名品が
セールの目玉に使われているのが不思議だ。
地元では商品評価が落ちるばかりで、今では
土産物の推奨はおろか商品紹介もする気が無い。
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