ニンニクやニラなどユリ科ネギ属植物が
備えている独特な臭いは揮発性のイオウ
化合物が原因となっている。
ニンニクにはアリインという物質とこれに
働くアリナーゼという酵素が含まれており、
酸素の存在下でアリシンとα-アミノ
アクリル酸という物質が生成される。
アリシンは不安定で速やかな化学反応に
よって、ニンニクの悪臭の原因となる
ジアリルジスルファイドに変化する。
このアリシンには様々な薬効がある。
ビタミンB1と結合すれば、アリチ
アミンという吸収性の良い活性持続型
ビタミン物質に変化して、新陳代謝を
活性化させる働きを備える。
ニンニクなどが含む悪臭の原因物質の
ジアリルジスルファイドの働きを抑える
のは、コーヒーに含まれているフラン類に
よるところが大きい。
口臭の原因物質が胃の中にあるときに
コーヒーのフラン類が働き口臭を抑える。
また、コーヒーの香りの成分が備える
アロマは、DNAの酸化や心臓の老化を
妨げる抗酸化作用のある物質が300種
以上含まれていると言われている。
淹れ立てのコーヒーの香りは逃がさない
ようにしたいものだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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