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2017年2月24日金曜日

ニンニク臭など口臭抑制にもコーヒー

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
片岡梅林 丸窓



ニンニクやニラなどユリ科ネギ属植物が

備えている独特な臭いは揮発性のイオウ

化合物が原因となっている。

ニンニクにはアリインという物質とこれに

働くアリナーゼという酵素が含まれており、

酸素の存在下でアリシンとα-アミノ

アクリル酸という物質が生成される。

アリシンは不安定で速やかな化学反応に

よって、ニンニクの悪臭の原因となる

ジアリルジスルファイドに変化する。

このアリシンには様々な薬効がある。

ビタミンB1と結合すれば、アリチ

アミンという吸収性の良い活性持続型

ビタミン物質に変化して、新陳代謝を

活性化させる働きを備える。

ニンニクなどが含む悪臭の原因物質の

ジアリルジスルファイドの働きを抑える

のは、コーヒーに含まれているフラン類に

よるところが大きい。

口臭の原因物質が胃の中にあるときに

コーヒーのフラン類が働き口臭を抑える。

また、コーヒーの香りの成分が備え

アロマは、DNAの酸化や心臓の老化を

妨げる抗酸化作用のある物質が300種

以上含まれていると言われている。

淹れ立てのコーヒーの香りは逃がさない

ようにしたいものだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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