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2017年2月27日月曜日

巨大隕石通過 24時間前まで気付かず

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
蝋 梅



2013年2月15日9時20分(現地時間)ごろ、ロシア・

チェリャビンスク州に隕石が落下した。

直径17mほどの小惑星が地球の大気圏に突入

して、上空15~50Kmで爆発し、ウラル山脈中南

部一帯に衝撃波による被害を与え、チェリャ

ビンスク州の湖中に落下した。

この小惑星が爆発や分裂せずに突入時の

エネルギーを備えたまま直接地表に衝突した

場合は直径100mほどのクレーターが出来て

大きな被害を発生させていただろうとされる。

NASAは、2017年1月9日にチェリャビンスク隕石

ほどの規模を備えた小惑星が地球に超接近し、

通過していったと発表した。

「2017AG13」と命名された巨大隕石は15~34m、

通過していったと発表した。

衝突しておれば、1000人以上の負傷者を出した

「チェリャビンスク隕石落下事故」以上の規模の

大災害になっていたと推定されている。

NASAはAG13が接近してくるのを捉えたのは、

接近2日前の7日になってからで、秒速16Kmの

猛烈なスピードで地球から月までの距離の半分

(約19万km)ほどまで超接近し、高速で通過した。

AG13は楕円軌道を描いて太陽を回っており、

今年12月28日ごろに地球に再接近する予定。

6500万年前に恐竜を全滅に追い込んだ小惑星

衝突がいつ再び起こっても不思議でない。

接近してくる小惑星との衝突回避に備えた軌道

変更の方法開発など超国家的な国際協力体制

作りも真剣に進めなければなるまい。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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