2013年2月15日9時20分(現地時間)ごろ、ロシア・
チェリャビンスク州に隕石が落下した。
直径17mほどの小惑星が地球の大気圏に突入
して、上空15~50Kmで爆発し、ウラル山脈中南
部一帯に衝撃波による被害を与え、チェリャ
ビンスク州の湖中に落下した。
この小惑星が爆発や分裂せずに突入時の
エネルギーを備えたまま直接地表に衝突した
場合は直径100mほどのクレーターが出来て
大きな被害を発生させていただろうとされる。
NASAは、2017年1月9日にチェリャビンスク隕石
ほどの規模を備えた小惑星が地球に超接近し、
通過していったと発表した。
「2017AG13」と命名された巨大隕石は15~34m、
通過していったと発表した。
衝突しておれば、1000人以上の負傷者を出した
「チェリャビンスク隕石落下事故」以上の規模の
大災害になっていたと推定されている。
NASAはAG13が接近してくるのを捉えたのは、
接近2日前の7日になってからで、秒速16Kmの
猛烈なスピードで地球から月までの距離の半分
(約19万km)ほどまで超接近し、高速で通過した。
AG13は楕円軌道を描いて太陽を回っており、
今年12月28日ごろに地球に再接近する予定。
6500万年前に恐竜を全滅に追い込んだ小惑星
衝突がいつ再び起こっても不思議でない。
接近してくる小惑星との衝突回避に備えた軌道
変更の方法開発など超国家的な国際協力体制
作りも真剣に進めなければなるまい。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿