今年の夏場は記録的な暑さが続き、９月の気温も
高くて、秋の到来が遅くなるとされていた。
北海道では初雪が記録的な遅れが報告されて
いた１１月初旬、関西では急激な寒さがやってきた。
冬の備えもしていない所へ、いきなり平年の１２月
中旬の気温に見舞われて体調を崩す人が続出。
紅葉の見ごろは１０日から２週間ほど遅れると
のんびりして備えを怠っていたのは木々も同じ。
１１月中旬になって、連日最低気温が１０度を
下回り、紅葉スタートの気温とされる８度をも
下回る日が連続している。
このため、桜の紅葉があって、イチョウ、モミジの
順番が一気の同時スタートになった感じだ。
忙しいのはイチョウの黄葉。
寒さで葉緑素が分解されて隠されていた黄色が
発色することで黄葉すると言われるイチョウは、
木全体が珍しい３段に色づいている。
上の方は強い黄色に色づいて、中央部は美しい
黄色と緑の混ざり合った色模様を見せ、下は
緑のままと３段模様のツリーに。
モミジも紅葉に備えて忙しく衣替えが進む。
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