“お月さんのうさぎ”は巨大隕石の衝突痕

備えよ常に！　備えあれば憂いなし

欄干と紅葉





今年の中秋の名月は生憎の”中秋の雨月”だった。

１０月の”豆名月”は見らのが恥ずかしいのか

ヴェールを被って三笠の山から上って来た。

子供のころに、お月さんに浮かぶはウサギの

餅つきの影絵をかたどって見ることを知って以来

ウサギの姿を自然とイメージして見る習慣を備えて

しまっている人も多いことだろうと思う。

月面への隕石の衝突跡のクレータ、あばたが

影絵を形作っているのだが、丁度ウサギの形を

している部分の大きさが直径３０００Ｋｍもある。

この大きな影の部分が巨大な隕石の衝突で

出来たことが明らかになった。

月の探査衛星「かぐや」が、月面の７０００万ヶ所の

データで得られた岩石の成分分析から、「低カル

シウム輝石」が多く存在する地域をまとめると

丁度、ウサギの影絵の外縁部分に重なった。

直径が数百Ｋｍもある隕石が月面に衝突した際、

溶けた岩石やマグマが周辺に飛び散り、「低

カルシウム輝石」となって月面に散らばり、衝突

面は盆地状となり「プロセラルム盆地」と呼ばれる。

日本では、うさぎの耳部分の影は「豊かの海」と

「神酒の海」で、. 顔は「静かの海」と呼ばれる。

ウサギの姿を備えた影絵の部分は、巨大な隕石の

衝突痕だと証明されたのだが、何だか一寸寂しい。。

　備えよ常に！　備えあれば憂いなし

　 　健康と安心のメタボへの備えは？





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