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2014年5月22日木曜日

韓国社会は本当に変われるのか

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
 黒 龍



死者・行方不明者合わせて304人を出した

セウォル号沈没の惨事から1ヶ月が過ぎた5月

19日に朴大統領が国民に、事件の責任は全て

自分にあると涙ながらに謝罪した。

そして、事件の再発防止に備え、官民の癒着の

解消や海洋警察の解体などを宣言した。

だが、未だ子供たちの行方が判らない人達など、

18家族に対する言及は一言もなく、6月に実施

される地方選挙に備えた政治色の濃い謝罪の

場になったとの批判も多い。

今回の事件で一気に浮かび上がったのは韓国

社会が備える伝統的な危機意識の低さであり、

組織の機能不全、また企業の倫理観の欠如だ。

大丈夫だよ、心配ないよ、自分がやらなくても

誰かがやってくれるよと兎に角無責任、無関心

さが溢れるケンチャナヨ精神が社会の規範だ。

大統領が謝罪し、改善を叫んでも何も変らないよ

との街の声が聞かれる国だ。

他人を信用するかとの質問に信用すると答えた

人が22%に過ぎず、他人が法律をきちんと

守っていないと答えた人が26%に対して、自分

自身が法律を守っていないと答えた人は僅か

2%に過ぎなかった数値の差が全てを語っている。

人間不信、社会不信に充ちた自己中心の国民だ。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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