3月1日から活発な噴火活動が続いてた、鹿児
島県と宮崎県の県境にある新燃岳では、6日に
入って噴煙の量が増え、午後2時半頃に爆発的
噴火が発生し、午後8時前には噴煙の高さが
2800mに達した。
新燃岳で爆発的噴火が発生したのは、7年前の
2011年(平成23年)3月以来。
専門家は、7年前の噴火の際に出て火口の底で
冷え固まっていた溶岩を、今回、地下から
上昇したマグマが、押し上げて溶岩ドームを
形成おり、大きさは幅およそ200m、厚さは
およそ50m推定されるという。
火口内には、新たな溶岩も確認され、爆発的な
噴火を断続的に発生させており、6日午後10時
過ぎの噴火では、大きな噴石が火口から400mの
場所まで飛んでいる。
また、いずれの噴火でも空振(空気振動)を観測。
爆発的噴火が起きるようになったことについて、
「溶岩が火口を覆うようになりガスが出にくく
なって内部の圧力が高まり、爆発的噴火を繰り
返すようになったと見られる」と分析している。
気象庁は、新燃岳では噴火活動が活発化して
いるとし、入山規制を示す噴火警戒レベル3を
継続したうえで、火口から概ね3Kmの範囲で
噴火に伴う大きな噴石に、火口から概ね2Kmの
範囲では火砕流に、それぞれ警戒を呼び掛けた。
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