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2018年3月16日金曜日

魚沼産コシヒカリが「特A」から転落

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅 梅



棚に並ぶコメの中でも、格段に高い価格が

つけられている魚沼産コシヒカリ。

一時、市中に出回る自称魚沼産コシヒカリは

産地での生産量の10倍にもなると言われた。

偽物追放に備えてDNA検査の導入までも。

いずれにしても、生産量から推しても一般

庶民の口には入らない特別な世界のコメだ。

だが、なぜと首をかしげるニュースがあった。

魚沼産コシヒカリが、2017年産米の審査で

全国から出品された151銘柄のうち、「特A」に

ランクされた43銘柄の中に入れなかったのだ。

過去28年連続で「特A」の評価を受けて来た

魚沼産コシヒカリの落選は、品質が落ちたと

いうより、各県が美味しいコメ作りにしのぎを

削っている努力の成果が実って来た証拠なのだ。

審査は、炊いたコメの「見た目」「香り」「味」

「粘り」「硬さ」といった項目で総合的に評価し、

高い評価を備えた「特A」以下5段階で格付する。

特A級は、10年前の17銘柄から、年々増加して

43銘柄と倍以上に増加した中での落選だった。

年々、コメの消費量減少が続く中で、美味しい

コメ作りは農家にとっては生き残りをかけた

戦国時代となっている。

農家は、低価格重視の飼料米や業務米生産より、

単価の高くなる高品質を備えたブランド米で 生き残りを図る動きが顕著になっているという。 特A米は、北海道で2銘柄、新潟でも佐渡産を 含めて3銘柄とコメ処では検討しているほか、

福島で4銘柄、福井で3銘柄と突出している。

また、温暖化でコメの品質劣化が問題とされた

九州地区で、長崎と宮崎では0だが、他県で

9銘柄が選ばれており、大健闘だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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