中国では、人口増加抑制に備えて実施されて
いた一人っ子政策を、2016年から全面解禁し
2人目の出産が許されるようになった。
これにより、2016年の年間出生数は1786万
人と7・9%増となったが、2017年には1723
万人と63万人の減少となった。
加えて、解禁が目標とする2人目の出産数が
51%を占めたが、初産が減少したことが判明。
1人目の子供の出生率の減少の要因には、
経済的な問題や養育、教育、社会環境など
様々な問題が存在するが、最近、専門家が
指摘する不妊の発症率の上昇を指摘している。
20年前の中国では、出産適齢人口に占める
不妊の平均発症率は3%であったが、2011年
末には不妊の平均発症率は12%まで急上昇。
原因に対する専門家の指摘では、主因は環境
汚染によるもので、環境汚染が直接男性に
影響を及ぼし、精液中に精子がいない「無精子
症」や精子の数が非常に少ない「乏精子症」など
精子形成機能を損傷した患者が増加している。
また、他の医師は日常生活での女性に対する
仕事の圧力が不妊要因であると指摘。
更には、現代人の生活環境の変化や乱れが、
不妊の要因となっていると指摘する。
出産人口の減少、出生率の低下、出産適齢
人口の出産意欲の低下、それに伴う1人目
出生数の減少、不妊発症率の急上昇などと
生産人口減少阻止に備えた当局の対策の前に
いくつもの大きな壁が立ちはだかっている。
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