農林水産省は、日本人のトランス脂肪酸の
摂取量は、1人1日当たり1g以下であるとし、
同様に、食品安全委員会は平均総エネルギー
摂取量の約0.3%と推定して、日本人の大多数が
エネルギー比1%未満であるため、健康への
影響を評価できるレベルを下回っていて、
通常の食生活では健康への影響は小さいと
結論付けている。
現時点では、日本では食品に含まれるトランス
脂肪酸について、表示の義務や含有量に関する
基準値は存在しない。
トランス脂肪酸だけではなく、不飽和脂肪酸や
飽和脂肪酸、コレステロールなどの他の脂質に
ついても表示の義務や基準値はない。
消費者庁は、2011年(平成23年)2月に、食品
事業者にトランス脂肪酸を含む脂質に関する
情報を自主的に開示する取組を進めるよう
求める指針を出している。
厚生労働省は、「日本人の食事摂取基準」で、
脂質に関して総脂質と飽和脂肪酸、多価
不飽和脂肪酸について目標量や目安量の基準を
定めているが、トランス脂肪酸については、
目標量の基準は定められていない。
コンビニを初め、多量にトランス脂肪酸を
含む加工食品が街中にあふれているが、
国は安全性については食品関連業者任せで、
国民の健康への安全性については知らぬ顔だ。
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