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2018年3月6日火曜日

トランス脂肪酸 安全性に国は知らぬ顔

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
二月堂から見る大仏殿



農林水産省は、日本人のトランス脂肪酸

摂取量は、1人1日当たり1g以下であるとし、

同様に、食品安全委員会は平均総エネルギー

摂取量の約0.3%と推定して、日本人の大多数が

エネルギー比1%未満であるため、健康への

影響を評価できるレベルを下回っていて、

通常の食生活では健康への影響は小さいと

結論付けている。

現時点では、日本では食品に含まれるトランス

脂肪酸について、表示の義務や含有量に関する

基準値は存在しない。

トランス脂肪酸だけではなく、不飽和脂肪酸や

飽和脂肪酸、コレステロールなどの他の脂質に

ついても表示の義務や基準値はない。

消費者庁は、2011年(平成23年)2月に、食品

事業者にトランス脂肪酸を含む脂質に関する

情報を自主的に開示する取組を進めるよう

求める指針を出している。

厚生労働省は、「日本人の食事摂取基準」で、

脂質に関して総脂質と飽和脂肪酸、多価

不飽和脂肪酸について目標量や目安量の基準を

定めているが、トランス脂肪酸については、

目標量の基準は定められていない。

コンビニを初め、多量にトランス脂肪酸を

含む加工食品が街中にあふれているが、

国は安全性については食品関連業者任せで、

国民の健康への安全性については知らぬ顔だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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