ない減反政策が、長年の確執を経て今年、
2018年度から廃止されることとなった。
問題は、妥当な価格と高い品質と安全性を
備えた家庭用米が安定的に供給されるかだ。
農林水産大臣は、2月末に全国の合計生産量も
ほぼ前年並みになるとの見方を示し、国に
よる生産目標の配分がなくなっても、需要に
応じて適切に生産が行われるよう準備を重ねて
きたので、一定の評価はできる」と胸を張った。
日本で生産されるコメには、一般の「家庭用米」、
コンビニなどのおにぎりや弁当、レストラン
などで使われる「業務用米」と家畜のえさになる
「飼料用米」がある。
家庭用米には、良い品質を備えたブランド米
には10Kg当りで数千円もするコメもあるが
一般の流通米は3500~4000円が平均的だろう。
業務用米は、品質よりも量産目的の対象として
生産されることで、価格は2000円程度。
昨年、業務用を使用する大手業者が備える
資金力との力関係もあって、業務用米の生産を
手控えて、飼料用米作付けに転向する農家が
続出したという。
このため市場では業務米が不足して、業者は
コメ手当てに四苦八苦し、挙句はコンビニは
おにぎりを小さくせざるを得なくなったと
大きなニュースにもなった。
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