10月5日11時ごろ、八丈島から南370Km付近の
鳥島近海でM6・5の地震が発生した。
震源の深さは約17Km。
この地震に因る陸上での揺れの観測はなし。
この地震で気象庁は、午前11時すぎに伊豆
諸島に津波注意報を発表。
八丈島八重根で、午後0時17分に30cmの
津波を観測した。
更に、10月9日05時25分ごろに、05日の震源の
東側のすぐ近くで、ごく浅い場所を震源と
した地震が発生した。
M(マグニチュード)は不明ながら津波が発生。
気象庁は、伊豆諸島と小笠原諸島に加えて、
千葉県九十九里と外房、千葉県内房、高知県、
宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、
奄美群島・トカラ列島に津波注意報を発表。
八丈島八重根では、午前7時17分に60cm、
神津島で50cmの津波を観測したほか、
小笠原諸島や千葉県、高知県、宮崎県、
鹿児島県の各地で40㎝から10㎝の津波を観測。
震源地は、鳥島から南へ56Km付近の海底。
この付近には孀婦岩(ふそう岩)と呼ばれる
海底火山があることから、東京大学地震
研究所の専門家は、データなどを分析した
結果、通常でみられる断層破壊と異なり、
体積膨張によって海面変動がおきた可能性が
あるとしている。
この場合、地下のマグマ上昇して海底の岩盤を
押し上げて、海面で津波を発生させる
[トラップドア断層破壊]現象による可能性を
指摘している。
マグマ上昇による海面の変動は、陸地では
大きな揺れを伴わない場合が多く、過去には
2015年の5月に八丈島で60㎝の津波を観測した
M5・9の地震がある。
気象庁は、5日の地震について、この地震は
フィリピン海プレートの内部で発生した
地震だとしている。
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