気象庁は、10月5日及び9日の鳥島近海での
地震と津波に関連した地震活動の評価を発表。
地震調査委員会による報告では、鳥島近海
(鳥島から南西に約100㎞)では、10月2日以降、
10月8日までにM6・0 を超える地震が4回発生
するなど、活発な地震活動が継続していた。
一連の地震活動のうち最大の地震は、10月
5日に深さ約10㎞で発生した M6.5 の地震。
フィリピン海プレート内部で発生した
正断層型の地震。
さらに、9日4時台から6時台の間に、地震
規模が小さく震源が決まらない ものの、
地震波が海底面で音波に変換され海中を
伝わったもの(T相)と考えられる波を伴う
地震が少なくとも 14 回発生した。
この 間の地震活動により、八丈島八重根で
0.6m(速報値)の津波を観測するなど、伊豆・
小笠原諸島や千葉県から千葉県から沖縄県に
かけての太平洋沿岸で微弱な津 波を観測。
これ以降は地震活動は低下していると判断。
また、今回の地震発生領域とは異なるものの、
過去には同様の津波の観測事例では、2015年
5月3日に鳥島から北北西に約110 ㎞の鳥島
近海で発生したM5・9の地震では、八丈島
八重根で0.6m の津波を観測したほか、千葉
県から沖縄県にかけての太平洋沿岸で微弱な
津波を観測している。
このほか、198 年6月13日に M5.9、2006年
1月1日にM5・9、 2018年5月6日にM5・7の
地震により津波が発生するなど、10月9日の
地震と同 様に、M6・0 程度以下の規模にも
かかわらず津波を観測している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿