2023年の秋は、本州に棲息するツキノワグマに
よる人身被害が急増しているが、北海道では
一回り大型のヒグマによる被害が増加している。
9月のヒグマの目撃情報は、去年の同じ時期の
3.5倍に増え、人里への出没頻度が増加。
北海道は、今年8月から9月にかけてヒグマの
主な食料となるドングリやヤマブドウなどの
生育状況を調べた結果では、ミズナラの
ドングリが道内の広い範囲で最も生育状況が
悪い[凶作]の状況。
ヤマブドウとコクワなども多くの地域で
例年より[不作]だったという。
北海道ヒグマ対策室では、市街地周辺にいて、
人を警戒しないヒグマが増えているため、
今後さらに人身事故が起きる可能性が高く
なるとして注意を呼び掛けている。
北海道の釧路湿原北部に位置する標茶町
周辺では、ウシを襲うクマ、OSO18の恐怖が
続いたが、7月末に無事に解決した。
2019年7月16日、標茶町オソツベツで1頭の
乳牛がクマに襲われて死んだ。
その後、4年間にわたり標茶町と南の厚岸町に
亘り66頭の牛を襲い、32頭を殺したクマは
神出鬼没で、人の気配で姿を消す用心深さも
備え、足の大きさが18㎝の大型グマだった。
このクマを追跡した猟師の話では、行動跡では
草や木の実を食べた形跡が見つからなかった。
ここで判明したのが、肉食の美味しさを覚え
肉食動物化している恐ろしさだった。
最初の発見地のオソツベツと18㎝の足跡から
OSO18は、駆除されたが、第2、第3のOSOが
出現することは間違いないとの危機感が広がる。
5月14日には、北海道幌加内町の朱鞠内湖で
ヒグマに襲われて食べられた衝撃的な事件が
発生しており、庭に入って来たクマの目的が
柿の実ではなくヒトだったとなればどうする?
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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