令和7年(2025年)には、全国各地の自治体
からの報告で、百日咳に感染者した患者数が
過去最高との報告が相次いだ。
年間では、14267人と平成30年(2018年)の
12115人を超えた。
年が変わっても、1月19日~1月25日の1週間の
感染者数が225人と勢いが衰えず注意が必要だ。
特に、東京都と埼玉県が21人、愛知県と
北海道が19人と多くなっている。
百日咳は、百日咳菌の感染によって、特有の
けいれん性の激しい咳発作(痙咳発作 )を引き
起こす急性の気道感染症。
百日咳は世界的に見られる疾患で、いずれの
年齢でも罹患するが、小児が中心となっている。
母親の免疫が十分でない場合には、乳児期
早期から罹患する可能性があり、乳児(特に
新生児や乳児期早期)では重症になり、肺炎、
脳症を併発して、稀に死に至ることがある。
概ね、3期にわたって症状が現れる。
1. カタル期:約2週間続く。
かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて
程度も激しくなる。
2. 痙咳期 :カタル期の後に約2~3週間続く。
次第に特徴ある発作性痙攣性の咳(痙咳)となる。
夜間の発作が多いが、年齢が小さいほど症状は
多様で、乳児期早期では特徴的な咳がなく、
無呼吸発作からチアノーゼ(顔色や唇の色や
爪の色が紫色に見える)、痙攣、呼吸停止と
進展することがあるので、早期受診が肝要。
3. 回復期:2~3週間
激しい発作は次第に減衰し、2~3週間で
認められなくるが、成人の百日咳では咳が
長期にわたって持続するが、回復に向かう。
百日咳の予防には、5種混合ワクチン
(DPT-IPV-Hib)等の接種が有効。
2025年1年間で、480人以上が入院し、少なく
とも生後4ヶ月以内の赤ちゃん7人が亡くなった。
このうち5人は百日咳を含むワクチンの接種を
受ける前であった。
専門医は、これ以外に何百倍もの罹患者が
いるとし、特に、感染者の増加には、抗菌薬が
効かなくなる菌(薬剤耐性菌)が世界中で広がって
いることが原因だと指摘。
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