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2008年1月2日水曜日

新しい年、新しい流れ




山水蓬莱山   油絵  10号




秋の天気の変わり方の早さを喩える言葉が
ありますがこの頃の流行も、秋の天気以上の
速さで移り変わって行きますので、着いて
行けない私は、ますます、時代遅れ人間に
なってゆきそうです。

家内のほうは、子供や孫を手下に取り込んで
いるために、常に、先端の流行を自然と身に
つけられるようです。

家族が集まって話しに花が咲いている時でも、
口を挟むきっかけがつかめないことがしばしばです。
「それて何のこと?」と、間の抜けた問いかけ
からしか割り込めない会話が多いので、最後には
異星人扱いにまでされる始末です。

たまに、自分の良く知る知識の分野になって、
話し出すとどうしても、ここぞたばかり、気を
つけていても、力が入り話が長くなったり、
くどくなったりして白けさせることが少なくありません。

さりとて、テレビのバラエテイ番組には、むしろ
抵抗を感じる状態ですから、ここで勉強を
しなければと家内に言われても、ノリ切れない日々です。

それでも、この正月には大きな変化起こりました。
小学生から、各年代層が集まる中で、誰一人として、
紅白には全くチャンネルを合わさなかったことです。

ここ毎年、出演者の半分には、これ誰? 
何を歌ってるの?と、例のごとく、しらけさせて
いたのですが、それも無く終り、逆に、なぜ興味の
対象が移ったのかが、今朝の夫婦の会話でした。
いずれの時にか、古きよき時代が、リバイバルする
こともあるでしょう。

同窓会では、大抵は器用に流行のしぐさやギャグを
こなして喝采を受ける友人も居ますが、話を聞くと、
孤立してオジイ捨て山に送られないための備え
しているだけという返事。
その通りです、が、しかし。。。
やはり、「備えよ常に!備えあれば憂いなし
なのですね。
非常持出袋はありますか?


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