樹氷 油絵 10号
雪の降った朝は、「雪の音」がします。
ひとの歩く音、バイクの音、また、人々の
話し声にも普段とは異なる柔らか味が
感じられます。
積もった雪が、音を反射させるときに、
独特の「音」に加工してくれるのです
12月や1月の雪は、重たい雪で、
水分が多く、日が昇るとすぐに溶け
出してします。
山の木々が樹冠の雪を載せて稜線を
描き出し、山裾からは風が雪を巻き
上げている山水の絵画にでてくる世界は、
重たい雪の降る地域では、期待ををして
いても見ることはできません。
夕暮れ時や、夜に、お月さんがタイミング
よく出演してくれると、山に見る雪と月は
最高の見せ場となります。
雪が残っていて、夜は晴れていて、
お月さんが登場するというような場面は、
いまの住まいに移り住んでから,数年
あまりですが、1~2度しかありませんでした。
位置関係から、上弦の頃から満月の頃に、
舞台が設営できれば、期待が大きいの
ですが、今日の雪は昼前に消えてしまいました。
いつでも雪見酒が出来るように準備をして
おかなければと家内を促したら、勝手なこと
ばかり言って、と相手にされませんでした。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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