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2008年1月6日日曜日

通りの美術館



モネ  「印象 日の出」  複製画  10号



証券会社のショウウィンドウには、外国の債権や
ファンドを紹介するポスターが最近、めっきり増えて
きているように思えます。

パリやニューヨーク、ロンドンなどのビジネス街や
風景をあしらった、観光ポスターにも引けをとらない
ものが多く見られます。

折角の良い風景なのに感じがあるから台無しだ、
などとぼやく人もいてるだろうと思うほど素晴らしい
ものも見受けられます。
しかし、利回り XX%、元金 XX などと入って
いるので、もらって帰って部屋には飾れません。


そうしたことを理解してのことか、もっと雰囲気を
上げるためなのか、ルノアールやモネの印象派の
絵画が時折、ポスターの間に飾られるように
なりました。
街の雰囲気を上げるのには大歓迎です。


上場会社でありながら、中には、会社の紹介写真や、
店長のプロフィールなど年中同じ状態で、点検や
掃除もしていないのが通りからもわかるような
ショウウィンドウを見かけると、会社の雰囲気の
陰気さを感じて寂しく思います。


狭くても会社の顔の部分ですから、派手にする
必要は無いにしても、最低限のお化粧はして、
良い印象を得るように備えて欲しいものです。
備えよ常に!」です。


反対に、小さなお店になるほど、毎日、ガラスを
拭いて埃を払い、展示品に手入れをしています。
毎日、通りがかりに見ていても、常に新鮮さを
感じさせる展示は、ほどほどのお化粧でも
美しさを感じさせます。






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