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2008年1月21日月曜日

雨の日の美術館





テーブルのガーベラ  油絵 10号



冷たい雨が降る中を、当ても無く散歩をしていて

ふと、美術館をのぞいてみました。


天気の良い休日などでは、とてもゆっくりと立ち

止まっては見ておられない絵画の前でも、1~2人の

人しかいない状態でした。


普段は見ることが無い、絵の具の重なりや、合せ方

なども間近で観察できる幸運に巡り合うことができて

納得の一日でした。


わざわざ、混雑するのが判っていながらも、釣られるように

足を運んでしまう余裕の無さを改めて反省する日でも

ありました。



映画館も同じで、週末や日祭日は、たいていは満席です。

ウィークデイに行けばと思いながらも、最初から

見たいと言う気持ちがあるために、あらかじめ時間を

調べておく必要があります。



こうなれば、気ままに、行きずりに、とはなりません。

ウィークデイの映画館は、経験からは、落着かない

ものです。


ガラーンとした観客席で、行くところ無くて、ここへ

来ているという気持ちが、こころの余裕をなくさせて

しまいます。


観る、というのと、観せられている、という心のあり方の

差なのでしょうか?


いつ何処ででも、楽しみたいものは、楽しむのだとの

心の備えも必要なのでしょう。


備えよ常に!備えあれば憂いなし」ですね。

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