テーブルのガーベラ 油絵 10号
冷たい雨が降る中を、当ても無く散歩をしていて
ふと、美術館をのぞいてみました。
天気の良い休日などでは、とてもゆっくりと立ち
止まっては見ておられない絵画の前でも、1~2人の
人しかいない状態でした。
普段は見ることが無い、絵の具の重なりや、合せ方
なども間近で観察できる幸運に巡り合うことができて
納得の一日でした。
わざわざ、混雑するのが判っていながらも、釣られるように
足を運んでしまう余裕の無さを改めて反省する日でも
ありました。
映画館も同じで、週末や日祭日は、たいていは満席です。
ウィークデイに行けばと思いながらも、最初から
見たいと言う気持ちがあるために、あらかじめ時間を
調べておく必要があります。
こうなれば、気ままに、行きずりに、とはなりません。
ウィークデイの映画館は、経験からは、落着かない
ものです。
ガラーンとした観客席で、行くところ無くて、ここへ
来ているという気持ちが、こころの余裕をなくさせて
しまいます。
観る、というのと、観せられている、という心のあり方の
差なのでしょうか?
いつ何処ででも、楽しみたいものは、楽しむのだとの
心の備えも必要なのでしょう。
「備えよ常に!備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋。
0 件のコメント:
コメントを投稿