滝 油絵 10号
難波の今宮戎と、西宮の西宮戎は非常に大勢の
参拝客を集めて11日の「残りえびす」で、幕を
閉じました。
この二つの戎祭りで、毎年ニュースとして、報道
されることがあります。
今宮戎では、宝恵駕籠(ほえかご)行列が、大阪
ミナミから、今宮戎神社まで練り歩いて、奉納される
行事があります。
毎年、一般から選ばれた福娘や、地域からの代表の
福娘たち、また、南地の綺麗どころも加わります。
さらに、松竹芸能や文楽座からも行列に加わり、
それぞれ、蓮台に座って担がれたり、台車で曳かれ
たりして、今宮戎神社まで、ゆったりと進みます。
沿道は、大勢の地域の人たちや、見物人で溢れます。
一方、西宮戎神社は、十日の本戎の日、午前六時
の開門と同時に参拝者が、ふくよかな戎さんの
絵画の額がかかる本殿まで一気に、約200mを
駆け上がります。
本殿に着いた1位から、3位までの男が
その年の福男としてえらばれれる、福男選びが
神事として、毎年行われます。
開門と同時に、大勢の男たちが先を争って疾走する
情景は、今宮戎の静に対して、動の神事です。
転倒者も少なくなく、けが人も出ますが、警備の人も
事故の防止に備えた安全対策が大変です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
非常持出袋の準備は?
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