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2008年1月30日水曜日

サザンカの花



青い花瓶の花  油絵  10号





庭や並木沿いにも見かける、この季節の

花はサザンカでしょう。

春に備えて、梅の蕾も膨らんできていますが

まだ、しばらく時間がかかりそうです。


赤と白、中にはピンクがかったのや二色

になっているものもあります。

お寺の庭には、良く植えられています。


寒々とした庭に咲く山茶花の花は、色紙や

絵画の題材としても好まれています。

今の季節では、お茶席には欠かせない

花の一つでしょう。


公園を歩いていると、ひときわ目立つのか

「立寒椿」の花です。

花が半分以上も散ってしまって、下の芝生

は赤い絨毯を敷いたように見えます。


椿なのか、サザンカなのか区別に迷う花です。

椿は木の背が低いが、背が高いので「立ち」

寒椿と呼ばれるそうですが、葉はサザンカと

同じように鋸状になっていて、肉厚も薄いです。


花びらは、一枚づつ、はらはらと散っています。

椿は、花びらは抜けるように、ボタッと落ち、葉は

艶があって肉厚と、思っていましたが、必ずしも

その通りではないのです。


花びらが一枚づつ外れて落ちるので、「こぼれ椿」

と呼ばれる椿もあります。

蝶と蛾ように、蝶なのか、蛾なのか区別が

出来ない、お互いの特色を持っている中間的な

個体がいるように、椿とサザンかも、

種類が多くは無いですが、中間的な個体が

あるようです。


花を見て楽しむ側には、どちらでも良い話ですが。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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