東尋坊 油絵 10号
朝にはこの冬で、何度目かの氷点下を
記録しましたが、今日は、終日、お日さん
の顔を見ることもなく、どんよりとした空を
黒い雪雲が強い風に押し流されています。
北欧の絵画の風景に描かれる、黒い雲
の集団です。
山にぶっつかった、雲の集団が渦を
巻いていて、龍が昇る情景を思はせる
ようなダイナミックな雲の動きが、運が
よければみられるのですが、車か電車の
窓からでしか期待ができません。
写真にとっても、このときの様子は、
とても記録は出来ないのですが絵を
描ける人には、この情景を残せるのが
特権でしょうね。
空を走る雲の集団のスピードも意外と速く、
電車のスピードとほぼ同じです。
時速では、4~50kmほどの速さのようです。
西北から、山を乗り越えて押し出してくる
黒雲はモンスターそのものの様相をしています。
駅に降り立った時には、既に、黒雲に
覆われていてミゾレになっていました。
何より風が強いので、携帯の小さな傘では、
横なぐりのミゾレを防ぎきれず、ズボンの裾は
濡れるに任せるしかない有様でした。
台風並みの風で、被害が出ているところも
あったようです。
冬の嵐です。
内陸だからといって、備えをおろそかにして、
油断をしていると大変な目に会います。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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