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2008年1月25日金曜日

冬の嵐



東尋坊  油絵  10号


朝にはこの冬で、何度目かの氷点下を

記録しましたが、今日は、終日、お日さん

の顔を見ることもなく、どんよりとした空を

黒い雪雲が強い風に押し流されています。


北欧の絵画の風景に描かれる、黒い雲

の集団です。

山にぶっつかった、雲の集団が渦を

巻いていて、龍が昇る情景を思はせる

ようなダイナミックな雲の動きが、運が

よければみられるのですが、車か電車の

窓からでしか期待ができません。


写真にとっても、このときの様子は、

とても記録は出来ないのですが絵を

描ける人には、この情景を残せるのが

特権でしょうね。


空を走る雲の集団のスピードも意外と速く、

電車のスピードとほぼ同じです。

時速では、4~50kmほどの速さのようです。

西北から、山を乗り越えて押し出してくる

黒雲はモンスターそのものの様相をしています。

駅に降り立った時には、既に、黒雲に

覆われていてミゾレになっていました。



何より風が強いので、携帯の小さな傘では、

横なぐりのミゾレを防ぎきれず、ズボンの裾は

濡れるに任せるしかない有様でした。

台風並みの風で、被害が出ているところも

あったようです。



冬の嵐です。

内陸だからといって、備えをおろそかにして、

油断をしていると大変な目に会います。


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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