政府の有識者会議による発生が予測されている
南海トラフ沿いのＭ９級の巨大地震による被害の
最大予想数値が、８月２９日に発表された。
最も、被害が大きくなると予想される真冬の深夜に
発生した場合には、３２万３０００人が死亡。
被災地域で最も死者が多いのは静岡県で、１０万
９０００人に達すると予測されています。
倒壊や焼失する家屋数は、２３８万６０００棟。
また、倒壊家屋などに閉じ込められて、救助が
必要になる人は３１万１０００人。
津波により、浸水域は１０１５平方キロで、東日本
大震災の際の１．８倍もの広域になります。
想定される津波の最高の高さは、土佐清水市と
黒潮町で３４ｍ。
２３の市町村が、２０ｍ以上の津波に襲われます。
発表された数字は、最悪の条件の下での想定
数字であるため、早期に避難が出来る体制が
整い、津波避難ビルなどの備えが整えば、死者
数は８０％減少し、建物の耐震化が進めば倒壊
家屋数は４０％減少するとしています。
被災予測市町村では、あくまでも最悪の想定
数字として理解し、これを基に対策を立てることを
有識者会議は求めています。
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