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2012年9月18日火曜日

暑い夏 怖い熱帯性の感染病

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
流沙浄土辺



戦後の1945年から1960年代にかけて、夏の

怖い感染症と言えば日本脳炎だった。

毎年、4~5000人の人が感染し、1000人、

2000人の人が亡くなり、治っても多くの人が

脳炎による後遺症に苦しめられた。

1948年には、4757人の患者が発生し、死者の

人数は2620人に達している。

1953年までの死者数の累計は9335人に。

1972年以降、発病に備えた対策が奏功し、

最近では、発病者は年間数人程度までに減少。

致死率が50%を超える恐ろしさは、今でいえば

鳥インフルエンザ並みの脅威だ。

今年、熱波に襲われたアメリカで大流行している

のが西ナイル熱で、既に118人の死者が出た。

日本脳炎と同じ仲間のウィルスが、蚊によって

媒介される感染症で、2002年に爆発的に患者が

発生し284人の死者が出ている。

住宅地周辺や移動手段の列車や航空機などは

感染防止に備えて殺虫剤を散布しているが、

広大な森や湿地が多く、蚊の撲滅は不可能だ。

温暖化と共に熱帯地域のマラリアやラッサ熱など

致死率の高い感染病に罹る危険性が増える。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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