女性の平均寿命は平成２３年度に８５．９０歳と
前年より０．４０歳短くなり、長寿世界１の地位を
２７年ぶりに明け渡すことになった。
厚労省は、平成２５年から進める健康づくり計画に
備えて、健康寿命を延ばす取組みを進める。
介護や寝たきりで生活に制限を受けることなく
健康的な日常生活を送ること出来る期間を
「健康寿命」と呼んでいる。
また、平均寿命と健康寿命の差は「不健康な
期間」となり、医療費や看護給付金と関連する。
平均寿命の伸びの期間以上に、健康寿命の
期間伸ばすことによって医療関連費用の削減に
つながることになる。
平成２２年の推計では、「不健康な期間」は
男性が９．２２歳、女性は１２．７７歳だった。
女性の方が３．５５歳長い結果になっている。
男女間だけでなく、生活環境が備えている影響
から、都道府県でも差が出ており、男性では
２．７９歳、女性では２．９５歳の差がある。
健康寿命の短い地域はメタボ患者の比率も
高いので、先ずは日常生活の見直しが肝要に。
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