今夏は異常気象の記録ラッシュの年になりそうだ。
山陰から東北、北海道の日本海沿岸地域の
「経験したことのない」豪雨、反対に利根川水系、
東海、四国の太平洋岸の少雨による渇水。
東京都は水不足解消に備えて多摩川水系に
ある人工降雨装置を１２年振りに稼働させる。
最高気温の記録ラッシュでも異常さが目立つ。
４０℃超が４日間続いた高知県四万十市では
８月１２日には西土佐地区で４１．０度の新記録。
日本国内の最高に暑い所となって連日観光客が
押しかける熱気があふれる名所になっている。
四万十川流域が備えている美しい自然環境に加え、
猛暑の地として観光要素が加わった。
この暑さが９月まで続くとなれば心配なのが電力。
お盆の休暇明けの１９日に電力使用率が一気に
急増し、危機ラインを超えて、九州電力管内で
９５．５％、関西電力管内で９５．２％に達した。
この日には関電の石炭火力発電所の舞鶴発電所
１号機が故障して運転停止の事態も発生。
９０万Ｋｗの出力を備えた発電所がダウンで、
９月の大飯原発３号機、４号機の運転停止後の
電力需給がより厳しい状況になる。
水不足、電力不足にも痛めつけられる今年の夏だ。
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