小笠原諸島近海で台風１８号が発生した。
台風が多く発生するフィリッピン東沖からすれば
１０００Ｋｍも北になる位置だ。
このため発生から３日目で強風圏に入る地域も。
温暖化の影響や今夏の太平洋高気圧が備えて
いた強力さが影響してのことだろう。
黒潮が北上してくる西日本海域では海水面温度が
３０℃、東北から北海道地域でも平年より４度も
高い２７℃と高水温になっている所もある。
この水温が影響して、秋の味覚のサンマが日本
近海の海水温が高いため近寄らず、漁船は
遠く太平洋上まで出かけて漁労している。
サンマが手ごろな値段で口に入るまでにはまだ
まだ時間が掛りそうだ。
北海道のオホーツク海沿岸では、８月２４日に
待望の秋鮭漁が解禁となり、この日に備えて
準備していた漁船は勇んで漁場に向って行った。
だが、網にかかるのはマンボウばかりで、目的の
秋鮭の姿が見えないほどだと言う。
居心地の良い潮の流れに揺られて眠っている
間に北海道沖に来ていたということだろう。
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